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学童のあの女の子

こんばんは。今日もツラツラと思い返したことを書いていきたいと思います。

ぼくは大学生の頃はほんとに色んなアルバイトをやっていまして、色んな理由で始めたし、色んな理由でやめてきました。

しょうもない理由で辞めたバイトもあれば、続けてて良かったなーというものも。

その中で、けっこう好きな仕事だったのが、学童保育でのアルバイトです。
小学校の中とか、そばに立ってるあの学童。
保護者の方が仕事から帰るまで、お子さんを見てくれる施設です。

これが結構楽しかったんですよねー。
子どもたちとおしゃべりしたり鬼ごっこしてれば時間がすぎるし、そういえばこんなことして小学校時代過ごしたなーなんて10年以上前の記憶を思い返したり。
つまり、大変失礼な表現かもしれませんがひとことで乱雑にまとめると、子どもと遊んでればお駄賃もらえる最高の仕事なわけです。そこまで時給は高くはないですが。

ぼくは外で遊んだり体を動かすことは好きですが、小さい頃から大人しいほうで、よく休み時間は紙に絵を描いたりしてました。
これがどういうわけか、友達とか先生に褒められるくらい上手かったんですよね(笑)
自分でいうのも可笑しいけど。

そんなわけで、学童のアルバイトでも 暗くなって子どもたちが絵を描いたりしてる時に、鬼滅の刃のキャラクターを描いたら、「すご!!もっとかいて!!」と何人かに迫られることもありました。

そんなこんなで、楽しいアルバイトだった学童ですが。
中には、周りに馴染めない子もいるわけです。
みなさん昔の記憶を思い返していただくと、周りと馴染めない子とか、いなかったでしょうか。

ぼくがその学童で気になったのは、ふとした時に攻撃的になってしまう女の子でした。
めちゃくちゃ可愛い顔で、もっと優しければ皆の人気者だろうな、と思えるような女の子。

ちょっとしたことで癇癪を起こしてしまったり、ただのカードゲームなのに「ズルした!」というので友達を泣かせてしまったり。

学童の支援員さんによると、「発達障害とかまではいかないんだけど、学校でもちょっと問題を起こしたりしてるから、専任の方がついてる」みたいなことを話してました。

こういうことを書くと良くないと認識されることもあると思いますが、敢えて大事なことだと思うので書きます。

その子を迎える保護者を見ていると、あんまり周りに優しくないような態度で、ぼく自身も「○○ちゃん大丈夫かな」と思うことがありました。

あとで支援員さんに話を聞くと、「隣の家のBくんのお母さんが、『夜に隣の○○ちゃんの家から泣き声がする』っていうのよ。○○ちゃんのお母さん、なんていうか無愛想な感じじゃない、どうなんだろうね…」


○○ちゃんは、今どうしているんだろうか。
周りに馴染めないような子どもが、近い将来ドロップアウトしてしまって良い人生を送れない、なんてことは珍しい話じゃない。
家庭環境に恵まれない子が、自分ではどうにもならないところで、良くない価値観や考え方を植え付けられてしまって、それは誰の責任になるのだろうか。

正直この話にハッピーエンドなんてないけど、そんなことを思い返してたっていうこと。

うまくまとめることはできないですが、今日はこれで終わります。

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