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初めて買った ♪「イエスタデイ」のレコードは 赤盤だった!

子供のころ 初めて買ったレコードは Beatlesの
45回転のシングル盤「イエスタデイ」だった

この曲「イエスタデイ」は ジョン・レノンと
ポール・マッカートニーの共作を意味する
「レノン=マッカートニー」名義となっているが
実は殆ど ポールが一人で作ったらしい

たった“ 2分05秒 ”の短い曲だが 大切な女性との
辛い別れを ポールが切々と歌い上げる
何度 聴いても 聴き飽きない名曲中の名曲だ

収録はロンドンのスタジオで行われたが Beatles
の他の3人も その場に立ち会って ポールが
アコースティックギターを弾き そして音声も
録音した

曲の途中で加わる弦楽四重奏は ポールが歌った
音源に 後から重ねて録音されたものだ

シンプルだけど重厚感のある弦楽四重奏が加わる
ことで よりいっそう深みのある曲に仕上がって
いる


わが家で 最古となる(笑)  このシングル盤を
20数年ぶりに ひっぱり出して じっくりと
眺めてみた(下の写真)

ジャケットの端っこには APPLEマーク
東芝音楽工業株式会社 ¥400  MADE IN JAPAN Ⓗ
 と印刷されている

あまりに久しぶりなので 完璧に忘れていたが
レコードの色は黒じゃなくて 半透明の赤色を
していたので 驚いた!

通称「赤盤」(あかばん)と呼ばれていたもの
だった

 中古レコード店などでよく見かける半透明の赤いレコード、これはかつて東芝音楽工業が60年代から70年代始めにかけて発売した静電気防止剤を混入した通称赤盤と呼ばれるもので、「エバー クリーン レコード」という名称もついていました。

【レコードの赤盤について】 https://www.wolfpack-united.jp/2022/11/04/redvinyl/



「あらっ でもさ 赤盤って 確か他にもあった
 よね? え~とBeatlesのベスト集を 赤盤って
 呼ぶんじゃなかったっけ?

そうです 賢明な皆さんなら もうお気付き
ですよね!

Beatlesが活躍した年代を2期に分けてベスト集が
作られて それらのジャケットの色から 前半を
「赤盤」 後半を「青盤」と呼んでいた
ことを

でもね そのベスト集って Beatlesが解散した
後に作られたものでしょ?

東芝音楽工業が 赤いレコード盤を作っていた
のは まさにBeatlesが活躍していた真っ最中
だったので赤盤あかばん」を世に出したのは
東芝音楽工業の方が 早かった
ということに
なりますね~  まっ そんな話はさておいて…

このシングル盤をじっくり見てみましょう

ジャケット写真の4人が 紅白のマフラーを1本に
繋げて首に巻いて立っていますね
 みんな若い!

おっとポールだけ帽子を被ってないのは 何か
意味があるんでしょうかね~ いや きっと
考え過ぎだな でもいちいち謎解きしたくなるよ

ところで 今頃 もう一つ 気付きました!
写真に印刷された「イエスタデイ」の黄色い文字
A面じゃなくて まさか●●●のB面になってることを!

ぜんぜん気付いてなかった。。

でも 何でしょうね?

1970年頃に発売されたシングル盤。「イエスタデイ」はB面に入っていた。

日本で発売のシングル盤では A面は カントリー
&ウエスタンの大物歌手 バック・オーエンスらが
1963年に 全米で大ヒットさせた
「アクト・ナチュラリー」が選ばれました

Beatlesの方が カバーしたってことになりますが
リンゴ・スターがメインで 楽しそうに歌ってる
のが とても印象的です

一方 B面には「イエスタデイ」が収録されて
日本でも大ヒットし Beatlesを代表する一曲と
なりました

ちなみに米国でも「イエスタデイ」は発売され
ましたが 日本と逆で A面が「イエスタデイ」
でした 
 (まぁ これが普通ですね! たぶん)

折角だから この「赤盤」に針を落として
「イエスタデイ」を聴き直しました たまに
プチっと レコードあるあるノイズが混じる
イエスタデイ… 懐かしさ大爆発です

これからも  このシングル盤をひっぱり出す度に
「うわっ このレコード盤 赤いよ!」って
叫びながら また「イエスタデイ」を聴こうと
思います


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