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ゼルダの伝説に魂を捧げた男のティアーズオブザキングダム 3rdトレイラー感想・考察
先日ゼルダの伝説の最新作ティアーズオブザキングダムの発売前最後のトレイラーとなる3rdトレイラーが公開された。
トレイラーを見てそのあまりにも大量の情報に呑まれリト肌が立ち続けしばらくトレイラーの音楽が頭の中を駆け巡り続けたため、自らの情報整理も兼ねてトレイラーの感想を語りつつ細かく分析していきたい。
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まず今作から出てくる新たな敵ゴーレムと前作から続投のチュチュ。
この二体が争っているところを見ると仲はよろしくない様子。
この二体は互いに別の勢力の存在なのだろうか。
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そしてリンクが上から振ってくるカット。やはり気になるのはこれまでのハイラルにはなかった地上絵と赤い模様。公式サイトによるとハイラルは天変地異に巻き込まれるらしいが、果たしてゲームにおいていかなる関係を持つのだろうか。
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そしてメインテーマとともにタイトルロゴが。
やはりいつ聞いても気が引き締まるものである。
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ここで注目したいのは周りにスポットライトが設置された建物
塔と聞くと前作までのシーカータワーが思い浮かぶが形状が少し違うようにみえるので恐らく別の建物であると伺える
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ハテノ村の景色。今作でも平和な雰囲気が漂っている。
見慣れた建物の他にきのこの形状の見慣れない建物やオブジェクトが随所に見られる。
また他の建物も前作から少しずつ変わっているようにみえるため、前作からは少し時が経っているであろうことがわかる。
奥には前作のサブミッションでも関わった3つの木が写っているが、間に先程も述べた塔が見える。
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こちらは前作におけるハイラル城下町跡。
王家の紋章の入ったテントが各所に見られるが、厄災で滅びてしまった城下町を復興しようという動きが見られる。
また奥には前作には確実になかったドーナツ型の気になるオブジェクトが存在している。
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恐らく先程のオブジェクトがこれだろう。
見るともともと地面にあった建物の一部が天変地異によって吹き飛ばされここに飛ばされたようにも見える。
余程激しい振動が起こったのだろう。
奥には禍々しく浮かぶハイラル城が。前作ではラスボス厄災ガノンが構える居城であったが、今作でもラストステージとなるのだろうか。そして開幕からすぐハイラル城に乗り込むことができた前作に引き続き、今作でものっけから突入できてしまうのかという部分も気になるところ。
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ゾナウの意匠が入った遺跡、恐らくドイブラン遺跡だろうか
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ゲルド砂漠に浮かび上がる巨大な建物。これほどの巨大な建物が地下に埋もれていたことにまず衝撃。
かつてゲルド砂漠には時のオカリナ時代に魂の神殿が存在していたが…
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巨大な赤い月を見つめる謎の人物の背中。終焉の者を彷彿とさせるような後ろ姿だが、その正体は一体…
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リンクの格好から察するにデスマウンテンだろうか。
前作とは大きく変わりこちらにも遺跡のような巨大な建物が存在している。
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空に浮かぶ船、こちらは前作には明らかに存在しなかったものである。
各地に浮かぶ空島と関係しているものなのだろうか。
どのような力で空に浮かんでいるのか。
またここで台風が巻き起こっているが、先日行われたブレスオブザワイルド知の試練の問題にもなった通り前作では台風という現象は存在しなかった。今作ではそういった気候現象にも新たな要素が追加されているのだろうか。
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前作ではなかった複雑なギミックや派手なアクションもチラリと紹介。
前作以上に複雑怪奇な謎解きが楽しめそうな気配がしておりとてもワクワクする。
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前作における100年前リンクが果てたハテノ砦。こちらも復興しかけているような跡が見受けられるが、大量の魔物に襲われている。
ここで気になるのは、周りの旅人達が共に戦っていることである。
前作でも旅人は魔物に遭遇すれば戦うことはあったが、基本的に一人旅をしているものが多かったため、ここまで多くの人数が同時に介して戦う光景は見られなかった。
今作ではリンク以外にも敵と戦ってくれる仲間が増えているのだろうか。
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そして今作初となるであろう新たなる種族。未だ明言はされていないが恐らくゾナウ民族だろう。獣人のような姿をしている。
前作ではその存在がテキストで示唆されるのみだったが、今作でどのようにリンク達に関わってくるのか。
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ここで恐らく本丸であるハイラル城内部が写されている。
前作で厄災に滅ぼされ今作においても何者かに乗っ取られているはずのハイラル城がなぜ綺麗なままなのか。
復興自体もそこまで進んでいるようには見受けられないため、ここまでハイラル城が綺麗になっているというのも違和感がある。
幻なのだろうか、それとも別の理由が…
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ここはリンクと離れ離れになってしまったゼルダだろうか、神獣や祠の内部のように発達した技術が使われた遺跡のような場所にいる。
ここでトレイラーでは謎の男と思われる声がゼルダに語りかけている。
セリフの内容から味方側であると伺えるが果たして…
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そしてその最中にマスターソードに手をかける何者かの映像が写される。
こちらはハイリア人であると伺える。
手の甲にハイラルの紋章らしきものがうっすら見えるが、王家の関係者なのだろうか。
マスターソードは歴代リンク以外が手にしたことはないはずだが、手にするものを選ぶマスターソードを抜ける程の存在なのだろうか…
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本作における新たな要素『スクラビルド』により作られたと思われる王家の大剣と盾の融合体。攻防一体を兼ね備えた最強の武器が自らの手で作れる訳である。
本作の要素の自由度の高さは前作同様限りない物だと期待できる。
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ムジュラの仮面のクリミアさん関連のイベントやトワプリでの馬車イベントなどを彷彿とさせるような光景で胸熱。
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ロケットのようなものまで作れてしまう今作。一体どこまでのことができるようになっているのか
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マリオギャラクシーならぬゼルダギャラクシー
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巨大な遺跡の中でハイスピードバトルアクション。ここは今作におけるダンジョン的な立ち位置なのだろうか。
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リンクとイワロックによる激突要塞バトル
イワロックとボコブリンが協力してリンクに立ち向かっている所が前作からの成長が伺える。
リンクの乗ってる創造物も例においてプレイヤーが自由に作れる物だろう。
どのような乗り物を作って立ち向かうかもプレイヤーのセンスが問われるところだ。
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新しく登場した洋装に身を包むリンクが宝石を付けた矢を番えるシーン。
この洋装は前作登場した蛮族の衣装の進化系だろうか。
あの衣装は説明からゾナウ民族の衣装であることが伺えるため今作でもゾナウとの関わりからこの服装になるのかも?
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前作の数少ない欠点の一つに敵のバリエーションの少なさが挙げられるが、今作ではその心配をする必要はないだろう。
歴代のゼルダのボスキャラを彷彿とさせるような敵が今作でも見られることに期待が持てる
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「私に出来ることがある。これは私にしかできないこと」
前作で「私には何もできない」と塞ぎ込んていたゼルダ姫だが、前作の物語を経てコンプレックスを克服し決意を新たに決めるゼルダ姫に感無量である。
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ライネルにも色だけでなくツノなどの生え方が違うといったバリエーション違いが増えており、これまでの魔物も一味いかないような気配が感じられる。
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闇のウネウネによってまたもマスターソードが使えなくなってしまうフラグが。これ以上ファイちゃんをいじめないであげてほしい。
そして…
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トワイライトプリンセス以降、17年の時を経てとうとうガノンドロフの帰還である。今まで誰かに操られたり意識がなかったりと散々だったガノンドロフだが今作においてようやくその姿を拝められるとは。
ガノンドロフはゼルダやリンクとは違い出てくる時代全てが同一人物であることは言うまでもないが、今作のガノンドロフも時オカで生まれた「あの」ガノンドロフなのだろうか。
過去作から大分時が経ってしまっているブレワイ世界だが彼の口から過去作と繋げられるヒントが出てこないかというのも期待したい部分である。
ここからトレイラーの盛り上がりは最高潮を迎える
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この人物、ゼルダが持っていたヒカリの勾玉を持っていることや額にあるハイラルの紋章とどことなく似ているアクセサリー。
ブレワイで語られた一万年前の厄災の物語の壁画に出てくるゼルダ姫にそっくりなことから1万年前のゼルダ姫なのではないかと囁かれている。
もし本当ならば今回の物語は1万年の時を超えるシリーズ史上でも最も壮大な物語となる可能性が高い。
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ブレワイでは100年前の英傑たちとの物語が描かれ、彼らの魂は物語の終わりとともに消滅した。
ならば次に描かれるのは残された彼らの物語であることは必定であろう。
前作ではリンクは一人孤独に旅を続けるような感じだったが今作では共に戦ってくれる人が大勢いる。
冒険を経て紡いできた絆とともに新たな脅威へと立ち向かっていくのだ。
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「私を探して」というゼルダのセリフとともに3rdトレイラーは幕を下ろす。
ブレスオブザワイルドでは「ゼルダの当たり前」を見直すというコンセプトのもと、今まで当たり前のようにあった要素を徹底的に排除していった。
しかし今作ではガノンドロフの復活という大きな要素の復活とともにゼルダの当たり前が再び戻ってくるのではないかと予想している。
無論前作までの自由度は失われてはいないであろうが、ブレワイエンジンで描かれるゼルダの当たり前はまた今までと一味違うだろうと予測されるからである。
前作は世界中の人々に評価されゲーム界の歴史に名を刻んだ紛れもない名作。そのハードルを超えるのは決して容易くはない。
だが自分は数々の情報を見てきっとそのハードルも超えてくれるだろうと期待している。
長年ゼルダシリーズを愛してきた自分だからこそ、このゲームに込められた熱のようなものが伝わってくるからである。
残り一ヶ月、発表から4年余りがたった今もはやあっという間に過ぎていくであろうその期間。自分はもう何も考えずただひたすらに最新作を楽しむ準備をするのみである。