【筑波芸専合格体験記】①〜志望校を1つに絞れたのは〇〇のおかげだった!〜
筑波の芸専を受ける方に限らない話なのですが、大学受験を控えた高校生たちにとって志望校選びって難しいですよね。
この記事ではわたしが志望校を決めた方法について書いていきたいと思います。1人でも多くの志望校選びに悩む方に届いたらいいなあと願っています。
1.「人に志望校を決めてもらう」ことは必ずしも悪なのか?
よく、「友達や親の意見に左右されずに自分で志望校を決めなさい」という言葉を耳にしますよね。もちろん自分の意思で進路を決めることは素晴らしいことですが、わたしは「人に志望校を決めてもらう」ことが必ずしも悪いことだとは思っていません。
なぜなら、わたしは自分1人で志望校を決めたわけではないからです。皆さんに一つの方法としてお勧めしたいのが、学校の先生に「自分に合いそうな大学はどこか聞く」ことです。学校の先生方は色々なタイプの生徒を見てきています。「この子はA大学が合ってそうだな」「この子が輝けるのはB大学だな」というように、先生方は「勘」を持っています。先生方のこの「勘」を頼りにしてみるのも良い方法なのではないでしょうか。
わたし自身も、高校3年生の夏まではなかなか志望校を決めきれませんでした。部活(書道部)を6月に引退して、8月初めの全国高等学校総合文化祭まで2ヶ月ほど時間があったのですが、なんとなく「受験勉強始めるか〜」とぼんやり考えていただけでした。そんな中、進路について意見を聞こうと思って部顧問を訪ねた際、顧問の先生にこう言われたのです。
「あなたがしたいことをやるには筑波大学しかないと思うよ」
昨年までの顧問が筑波大学のOBだったこともあり、もともと筑波大学進学を勧められていたのですが、正直気乗りせず行きたいとも思っていませんでした。新しい顧問ならなにか違う考えを持っているかもしれないと思って相談した際、こう言われてとても驚いたのを覚えています。その先生は筑波大学卒ではないし、まさか筑波を勧められるなんて思っていませんでした。OBに教わった方が受験対策は有利だし、正直この環境下、この状況で筑波を受けるのは不安しかありませんでした。
しかし、先生のこの言葉がしっくりきたのです。自分でも「わたしって本当に単純だな」と思います。この時「先生が言うならきっと自分に合っているんだ」となぜか納得して、わたしは筑波大学芸術専門学群を目指すことになりました。
2.「どう」聞くかが大事である
学校の先生に「自分に合いそうな大学はどこか聞く」ことをお勧めしましたが、ただ職員室に行って、いきなり「自分に合う大学はどこだと思いますか?」と聞くのは先生を驚かせてしまいます。時と場合によっては「失礼なやつだな」と思われかねません。
そこで、わたしが実際にした事前準備を一例として紹介します。(参考程度に!)
いきなり来て丸投げするのではなく自分でも準備をした上で質問に行くと、誠実なイメージが伝わりますよね。「どう」聞くかを少しだけ意識すると、より良い時間になるのではないかと思います。
おわりに
最後に伝えたいのが、先生が言ったからといって必ずしもその大学を志望校にしなければならないわけではない、ということです。納得できなければ自分の中で考えを深めてもいいと思いますし、もう一度同じ先生に聞きに行っったり「セカンドオピニオン」のように聞く人を変えたりしてもいいのです。
最後に「この大学を選んでよかった」と思えるような選択ができることを心から願っています。ここまで読んでくださってありがとうございました!