Qujila<くじら>『ささげもの』(LP)
2024年11月3日
Qujila『ささげもの』(LP)をリリースしました!
去る今年3月26日、南青山マンダラでのQujila(原マスミさんとの2マン)のライブを観に行き
観てる間に思いつき、そのまま終演後に杉林さんに言いました
「アナログ盤で、くじらの新作作りませんか??」
「いいですね!」ってことでとんとんと話は進みました。
杉林さんは、どんどん曲を書き溜めている様子だったし
Qujilaのバンドとしての演奏もサイコー!
アナログ好きの杉林さんなので、是非アナログ盤でQujila新作っていいんじゃないかな、と
ライブ観ていて思い立ったのでした。
すぐに
A面・B面とLP仕様なトラックリスト案が杉林さんから届き
6月6日にリハ。
近藤さんを中心にアレンジが固まっていきました。
近藤さんの提案でStudio Happinessにてレコーディングを決行(6月9日&10日)。
Vo.も含め、バンドで一発録り。
2日目には遅くまでChoダビングを行い
ギュッと密度の濃い2日間、バンド然としたレコーディングを終えました。
近藤さんの自宅スタジオでのダビング
そしてエンジニア飯村さん試行錯誤のミックスを経て
7月7日、立ち合いミックス、音完パケ。
ジャケットについては
どうしましょう?って杉林さんと話をしたときに
すっと提案されたのが
村松桂さんのジャッカル写真でした。
と同時に
「タイトルは『ささげもの』にしたいんです。」と。
村松さんからも快諾いただき、ジャケ構想がかたまりタイトルも決定しました。
メンバーのポートレイトは安部英知さん。
レコーディング2日目に立ち合って撮影していただきました。
デザインは外間隆史さん。
印刷は、迷うことなく我らが鬼頭印刷さん。
外間さんの意とする印刷質感、仕上がりを
紙の選択から印刷方法まで入念に鬼頭さんとやり取りし
完成へと・・・。
今日日、安価におさえることが主体となりつつある制作、特にジャケですが
当方の制作物は、パッケージ作品としての全体的質感には妥協したくない、という思いが
とても強くあります。
ジブンにとっての制作とはそういうもの。
そして
めでたくリリースとなりました!
テンポ感のよい制作でした。
言い出したのはジブンであったものの
杉林さんの中にはすでに完璧に構想があった、というところが
なんだか不思議な気分の制作でした。
パッケージ作品としてトータルで名盤完成です!!!
11月22日には文字通りのレコ発ライブも大盛況のうちに終了。
ご来場いただいた皆様、心よせていただいた皆様
本当にどうもありがとうございました。
ライブ当日には、「レコード聴けないんです」という方のために
ストリーミングカードの販売も行いました。
ストリーミングでも、この力作ジャケを堪能していただきたく
ストリーミングカードと空ジャケのセットという形の販売もしてみました。
いいアイディア!との声もいただけて、喜んでいただけて嬉しかったです。
是非楽しんでいただけているといいなと思います。
引き続き、LPでの販売となりますが
どうぞどうぞよろしくお願いいたします。