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新しい事をやりたい時。まわりとの共感はあきらめ実行を優先

 
昔政治家の麻生太郎が、
「学校のテスト点数を取るために簡単な問題から解く。でも政治の世界は難しい問題から解く。だって時間かかるんだから。当たり前だろ?」
って言ってました。

その時私は
「ビジネスの世界においても、簡単な問題から解いて、難しい問題は保留にしてしまってる事多くないかい?難しい問題から手を出そう」
って思ったりして、SEと「夢を形に会議」を始めたりしたのが、今のビジョンや新規ビジネス企画のそもそもの源。
(麻生太郎からはじまってます(笑))

あれから数年。
今は「解けるけど良問♪って言う問題を作る事」に奔走してます。

本質的な問題は沢山勉強すればわかったりするものなのですが、それは解くことが出来ないんですね。
数学の世界で言うところの、フェルマーの最終定理的な問題になってしまってて…
(フェルマーの最終定理は300年で解かれましたが…(^^))

だから、「難しいけどきっと解ける」って言う問題を見つける事が、組織を巻き込んで事業化するポイントだったりします。

そのサジ加減が超難問!
人の経験や知識、はたまた人生観によっても難しいけどきっと解けるレベルは変わってきます。。。。

今経験値として少しづつ積み上げてる所ですが、何となく見えて来てる法則は以下の通り

■まず基本の3ステップ

①基本的には本質的だけど解けない問題を目指す
②プロセスにおいて、延長線上①につながっている「足元の解ける問題から取り組む」
③その解ける問題単品でビジネスが成立するようにスキームを作る

この3ステップはスタートアップのやり方としては王道。
ここから、経験値としての進め方の工夫ポイント


②の段階において、
それが本質的な問題につながっているかどうかは、決して立証出来ない。
(未来の話なので、予測値が人によりバラバラ)
なので、そこは合意を取りに行かない。
いいんです。個人の胸の中にしまっておけば。
個人の胸の中で②の立て付けを持ち心にしまって行動としては③として推進すればよいのです。

②の合意形成にやっきになっても、組織は動いてくれません。
いくぶんかの共鳴できる仲間がいても、経営判断としては③でしかないのです…
②の合意形成なんか取らなくても結果的にそうなると信じているのは自分だけでもよいのです。

ただし、①と②のプロセスは個人の中ではこれでもかっ!と追求しておく必要はあります。考えてるビジネスの周辺を調べてるだけでも、ドンドン情報は更新され、考えは日々更新されていきます。

①と②と③の間には個人と組織との間におけるギャップが存在してます。
そこを縫うように走り回り、一部は心の中に押し止めながら、いかに③としてビジネスを企画できるか?がビジネスプロデューサーとしてのスキルでありノウハウになりそうだと思ってます(^^)

ちょっと抽象的な言い方になり、伝わらない気もしますが(笑)
(いや…文才高めろよ…(笑))

私も未だに②の合意形成を夢見てしまっていて、自分への言い聞かせで書いたりしてます(笑)

フェルマーの最終定理も、
多分ゴールにつながると思われるいくつかの定理を確信がないまま、アンドリュー・ワイルズという人が何年間も部屋に閉じこもり分析して、結局その方法は答えにたどり着いてました。
それが作業は膨大になるけど、答えにたどり着く為の合意形成なんて取れなかった(むしろ反対された)から大学の教授職をいったんやめるリスクをとり、たった一人で誰にも言わず取り組んだんですよね…

この話とっても面白いので、興味ある方は
「サイモン・シン フェルマーの最終定理 新潮文庫」
という本を読んで見てください(^^)
物語としてワクワクさせてくれます(^^)


最後ちょっと脱線しましたね(笑)

ビジネスの中では
結果を求める為にも、合意形成の取る場所を見切って行くことが大事になりそうだな。
という話しでした(^^)

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