見出し画像

【卒塾生インタビュー】沖縄から総合型で法政キャリアデザイン学部へ

S.K.さん
進学先:法政大学キャリアデザイン学部進学予定🌸
出身校:那覇高校
出願時テーマ:若者が自由に挑戦し、自己実現を追求することのできる社会を実現する

2025年1月現在

総合型を選んだ経緯

ーまず最初に受験時のテーマと課外での活動などについて教えてください!

これがかなり説明が難しいんですけど笑…最終的には「誰もが自由に挑戦できる環境を作りたい」っていうところに集約されます。

こういうことを考えるようになったきっかけをあえて思い返すと、地元が結構荒れてて…私には16歳で出産して、高校にも行っていない友達がいます。中卒で働いて、今は非行コミュニティに入り浸ってる友達もいます。でも私は、結構恵まれている方で、家族にも友達にも囲まれて過ごしてきました。
そういったギャップが自分の中でずっと引っかかっていて、「自分のやりたいことが実現できない」友人たちにどうにかアプローチできないかと考えていました。

なので、受験対策を始めた時は、若年出産について調べたり、地域の人たちが集まる公民館にボランティアに行ったりしました。そこから、コミュニティスクールを始めた中学校の校長、コミュニティセンターの館長さん、地域円卓会議、市議・県議会議員さんとか…すごい色々な人に話を聞きにいきました。

正直、自分のテーマが何なのか、誰のために何をやりたいのかがなかなか見つからなくて苦戦していたので、ひたすら動いて人に会って探りましたね。

最終的に、沖縄の若者が抱えるキャリアの問題に注目して、法政大学のキャリアデザイン学部に合格をもらいました!

ーすごい探し回ったんだね、自分の関心分野を。
ーちなみにどういったきっかけで総合型を選んだのかな?

私はあまり勉強が得意じゃなかったので、他の方法を探してたんです。
で、テストは得意じゃなかったんですけど、発表したり発言したりして成績をとっていたので、なんとなく総合型が合ってるかもと思うようになりました。

姉が総合型で進学したし、私自身の高校受験も推薦だったので、総合型で受験しようって決めましたね。

受験を振り返って

ー総合型に絞って受験する人は少ない印象だけど、反対されることはなかった?

反対というより、「逃げ」って言われることはありましたねぇ。「一般入試の方が大変だから、学校行事の役員はよろしく」って言われたり笑
でもまあそういうのは、周りの声も聞こえないくらい自分の世界に入って、受験対策に熱を注げば問題はなかったです。

それよりも、自分のテーマを探るって正解が見えないことが多いので、そこがきついなってことの方が多かったです。課外で活動しても、思ったような成果が得られないことも多いじゃないですか。

私は前に進めてるのかな?って悩むことは結構ありましたね。

ーそれはどうやって乗り越えたの?

「成果がなくても収穫だから」ってメンターさんに教えてもらったのが大きかったです。
シンプルに、それでよかったんだなって安心できたので…

何でも「完成できないと成長につながらない」って思ってしまっていたので、大きな発見でした。

ー確かに、「正解があるはず」って思ってると課外の活動はしんどくなるもんだよね。
ーちなみに、「塾はこうやって活用すべし」みたいなのはある??

塾は、「人と話せる」っていうのがめっちゃでかいと思ってます。
姉に言われて、3月ごろから受験のことは考えていたんですけど、それをアウトプットとして話したり深掘りできる人っていないじゃないですか。

私は実際、塾に入ってみて、今まで考えてきたことに色々フィードバックをもらった時に「わーーーーー、やばいぞ」ってなったんです笑
今まで考えてきたことが、浅いし、深掘れてなかったなって思って。

確かに最初は、誰に何を相談すればいいのかわからなくて…でもだからこそ、塾では、なんでもどんどん話した方がいいと思ってます。

ー確かにSさんは、対策を始めてからかなり喋った記憶ある!

そうですね笑

あ、あと、私が入塾して本格的に対策を始めたのが7月で、結構遅かったんですけど、今思うと、「部活に入りながらでもできるよ」って自分に言いたいです。

姉のことを見ていたので、「総合型は部活が終わってからガッツリやるもの」って思い込んでいたんですけど、正直それじゃ遅くて、部活をやりながら、週1回メンターさんと話すだけでも自分の進路のことを具体的に考えられるし…

やっぱり何でも後回しにして短い時間で対策しようと思ったらキツイです。でも、長く対策期間を取れば落ち着いて取り組めたんじゃなかって思います。
だから、きちんと両立して、部活8・受験対策2くらいの力の入れ方でもいいから、しっかり期間を持ってやれば良かったなとは思います。

沖縄の受験生へ

ー受験生をしていた過去の自分にアドバイスしたいことはある?

「自分で考えて動くこと」
これがまじで大事ってことですね。

これまでの人生って、兄弟の辿ってきた道を選択して、本気で自分のことを考えたことがなかったんですけど、そのスタンスだとなかなか成長できなかったんです。特に小論文が。

小論文は、ただ数をこなせばいいって思ってたんですけどまじで伸びなくて…
だから自分に足りないことを書き出して相談したりして、やっと伸びたので、受験を通して「自分で考えること」がいかに大事かめちゃくちゃ感じました。

ー確かにSさんは、小論の伸び方が途中からすごかったね!
ーでは最後に、これから受験生になる人たちにメッセージをお願いします!

マジで最初は、総合型を少しでも考えているのであれば、誰かに話そう。

総合型に本気で取り組むのは、そこまでキツくないし部活とも両立できます。
部活があるから1つしかできないって思わずに、積み重ねてほしいです。

メンターさんに壁打ちの相手になってもらえば、本当に前に進めます。
まずは第一歩、踏み出してみてください…!



合格者が自身の受験体験談をお話しする「座談会」を実施します!
日時:2月16日(日)19:00-21:00
場所:ガル校舎
費用:参加費無料
対象:高校1・2年生
詳細はこちら!お申し込みはLINEまで🙋‍♂️

いいなと思ったら応援しよう!