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【卒塾生インタビュー】沖縄から総合型で法政人間環境学部へ

Y.S.さん
進学先:法政大学人間環境学部進学予定🌸
出身校:那覇高校
出願時テーマ:伝統文化の継承と地域環境の共生を目指した地域づくり
他合格大学:國學院大学観光まちづくり学部、近畿大学総合社会学部

2025年1月現在

総合型を選んだ経緯

ーまず最初に、出願時のテーマとどんな活動をしたのか教えてください!

私が活動していたフィールドは、「文化と地域づくり」でした。
元々観光に興味があったり、旅行とか行ってもテーマパークより神社とかお城を周るくらい日本文化が好きだったので、入り口はそこからです。あとエイサーを踊ってたこともあります。

最初は、自分が関わってた伝統文化であるエイサーを未来に残したいというところから始まって、沖縄を代表するエイサー団体「園田青年会」を調べるために何度も沖縄市へ調査にいくようになりました。
だんだん観光だけじゃなくて文化の素晴らしさとか観光利用の難しさとか…課題が見えてきて、そこがテーマになった感じですね!

ー総合型を知ったのはどんなきっかけだったのかな?

正直、「総合型選抜」っていうのは全く知らなかったです。
一般入試か推薦入試かの二択で考えていたんですけど、友達が「総合型にする」と言っていて、初めて聞いた感じです。

あとは友達に誘われて那覇市の社会探究プログラムに参加した時に、「こう言った経験は総合型選抜に役立ちます」と聞いて、「何それ?」と思って調べ始めました。

ーそうだったんだね…!
ーちなみに総合型に絞って受験する人は周りに少ないと思うけど、どうして本格的にやろうと決心できたのかな。

調べたり塾で話を聞いているうちに、何となく「向いてるかもな〜」とは思ったんです。
元々高校も推薦で入って一般で行ける感じはなかったし、自分の好きなことは夢中で調べるタイプだったので、総合型で行こうかなって決めました。

それで実際に対策を始めてみて、どんどんのめり込んでいって…
これだけ熱心にやっていて、いきたい大学に直接アピールできるなら、本気で頑張ろうってじわじわ決意した感じでしたね。

受験を振り返って

ー正直キツイなとか思ったことってあったかな?

んー私は逃げ癖がちょっとあって、それが自分の首を締めちゃうことは結構ありました。
総合型は答えがないから、どこまで頑張ればいいのかわからなくなることがあるというか…

でもそういう時は単純で、帰りに新作のマック買って帰ろうとか、スタバ飲んで帰ろうとか、そういう小さいことをご褒美にして頑張って乗り越えてたと思います笑

ー受験が終わって、塾のここが良かったと思うポイントはある?

まずは、大学を探すところから手伝ってくれるところですね。

私は圧倒的に大学の知識も学部の知識もなかったので、メンターに自分のこだわりとかやりたいこととかを共有したら、しっくりくる大学を教えてくれて、そこはまずありがたかったです。

あとはメンターもそうだし、一緒に受験を頑張る友達がいたから、対策をする中で行き詰まっても、自分の考えをぶつけて整理することができました。案外そういう機会がなかったので、総合型で受験するなら必要だなって思います。

ー受験生をしていた自分に、何か伝えたいことはある?

うーん、手を動かせば頭が動く。とにかく逃げるな。ですかね笑
メンターさんに何度も言われていた言葉で、これを信じてやってみたら本当にやる気が出てきた捗ったんですね。だからやる気が出てくるのを待つんじゃなくて、やる気を起こすために行動するのが大事だって学んだのは、結構私の中で大きかったなって思います。

沖縄の受験生へ

ー以前、沖縄だからこそ総合型がいいと思うと言っていたけど、その心は?

正直、沖縄に住んでいると「学力と体験」の差があるなと思うんです。
陸続きじゃない分情報が遅れたり、学生向けのプロジェクトも少ないし、あっても知る機会がなかったんです。

それだけじゃなくて、私はスポーツ推薦で高校に入ったから勉強を頑張ることもあまり得意ではなくて、指定校っていう手もあったけど、自分に合った選択ではなかったんですね。

自分のいきたいと思う大学はレベルが高い、なのに学力がない、でもいきたい…
ってなった時に、総合型はかなりチャンスだと思います。

だって、模試で合格判定が絶対に出なかった大学に入れるんです。
飛び越えられるんです、偏差値を、自己推薦入試で。

自分の可能性が広がるじゃないですか。
マジで、学力だけじゃないんですよ。

ーアツい想い、ありがとう。
ー最後に、これから受験生になる人たちにメッセージをお願いします!

受験対策を進める時に社会問題と向き合うので、マイナスな気持ちになることもあるけど、探究していく楽しさを知れるし、合格すれば大学に進学した後の糧にもなります。

やる気が落ちても逃げずに、自分と向き合い続けて頑張って!


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