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★自閉症 発達障害鉄道オタク当事者による解説 :幼稚な大人のASD『迷惑撮り鉄』『迷惑鉄道ファン』の本質及び迷惑行為対処法 / 著・HermitG-zan

   【お断り】

以下、『一部の鉄道ファン或いは鉄道オタクによる迷惑行為』への対処法が記されておりますが、これはあくまでも筆者一個人の見解であることをお断りします。
(著・HermitG-zan)

2024©HermitG-zan
All rights reserved

     
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【一部の鉄道ファン或いは鉄道オタクによる迷惑行為』への対処法】

▲伯備線を走破し、岡山駅と島根県の出雲市駅を結ぶ、JR西日本のホープ、特急「やくも」の新型車両が6日営業運転開始の由。
 
▲ところで、6日午前10時35分ごろ、鳥取県江府町武庫のJR伯備線で「線路に人が立ち入っている」と通行人から110番があった云々とのニュースあり。早くも迷惑行為に及んだのであろうか、迷惑撮り鉄。
こういう所謂マニアには常識の通じない者、非常識な者が少なからず存在する。

就中、発達障害 自閉症 (自閉症スペクトラム障害者、略称 ASD) には、鉄道好き或いは『鉄道オタク』が多いという一事が周知の事実となって久しい。かくいう自閉症当事者の筆者も、マニアでこそないが、鉄道ファンの端くれである。その当事者の視点で見ても、迷惑行為を平然と為し、逆ギレすらする一部の鉄道ファン、マニアの言動からは、自閉症特有の傾向が顕著に伺える。 
     *

成人自閉症者とは、誤解を恐れずに言えば
精神的人格的に未熟な成長しない子供であり、我の塊」。
幼児の属性を簡単に列挙してみよう。さすれば、このことは容易に首肯し得よう。即ち、

『幼児とはあらゆる局面に於いて自己本位の存在。何事に於いても、どこまでやれば大丈夫なのかという加減が分からず、他人の感情を忖度しようともしない。TPOを弁えず自分の感情の赴くままに行動し、それが満たされぬと駄々を捏ねる。反面、誰かの言動を疑うことなく単純に信じ込む。』
まさしく、成人ASD… とりわけ迷惑行為を平然と為す (自閉症の) 鉄道オタクの言動そのものではないか。成人ASDとは、幼児の属性を保持したまま大人になったという一事が、お分かり頂けたことと思う。

必然的に、成人自閉症スペクトラム障害者は、あらゆる物事を自分の都合の良いように解釈する。そして自分の身勝手な言動を、ごく当然のものであると認識し、相手が迷惑していることに全く気づかない。従って、何故自分の言動が叱責されるのか、彼らは分からないのだ。それどころか、その譴責を、自分の権利を不当に侵害するものと認識し、逆ギレすることさえある。
よって、幾ら注意しても徒労に終わってしまうのである。全く厄介な話である(と、自戒を込めて自閉症の筆者は言う) 


【迷惑撮り鉄、鉄道マニアオタクへの対処法】

筆者は『迷惑鉄オタク 迷惑撮り鉄』のすべてが自閉症者であると言う心算は毛頭ない。
しかしながら、彼らの言動を見るに、少なくとも自閉症傾向の強い者が多いのは否めぬと思える。
以下、対象を自閉症者に限って、その迷惑行為と対処法を記す。

      *
前述の通り、自閉症者は極めて自己中心性が高く、物事を相手の視点に立脚して思考することが不能である。それ故、迷惑行為に対する根本的抜本的対処法は無い
しかしながら、自閉症の『迷惑撮り鉄』対処法は皆無かというと、そういうわけではない。
その対処法とは、即ち、

彼らの損得感情に訴える』

ということである。利己性の強い彼らは、他者の利益には全く無関心であっても、自己のそれに関しては極めて敏感に反応するからである。

『あなた方の言動即ち触法行為を続ければ、現行の刑法等によって結局は、あなた方自身に、これだけの損害が及ぶことになる。だからお止めなさい。』

この警告、つまり鉄道施設内に於ける、社会的通念に基づいた規定を無視した自己の言動が、結局は自分自身に不利益、損害を及ぼすことを、曖昧な表現や内容ではなく、具体的にハッキリと分かりやすく明文化することだ。
これに加えて、条例等迷惑行為に関する規定を遵守し続けている者には、鉄道グッズその他様々の特典を賦与するのだ。
つまり、『アメとムチを駆使して、ワガママな子供を扱う心算』で彼らに接すれば良い。大人として接したところで全くの無駄であることは、既に実証済ではないか。

ASDの有する極端な利己性・自己中心性とは何か】

勿論、筆者は前述の通り、 迷惑撮り鉄或いは 迷惑行為を行う鉄道ファン すべてが ASDである、と言うつもりは毛頭ない。しかし、少なくとも自閉症傾向の強い者が多いという一つの事実は、彼らの言動をよく観察すれば否めないのではないか。 
少なくとも、健常者にとっては不可解な彼らの言動及び心理状態も、自閉症当事者の筆者にはよく分かるのである。

人間とはそもそも誰もが自閉症と同じ特性を有する。誰でも人間は、利己的、自己中心的な側面を有するのである。
自閉症の場合、その万人共通の特性が、リアル、ネットを問わず、生活上のあらゆる面に於いて、『非常に極端な形、それも幼児と同様の形』で現れるのである。

先に述べた如く、幼児とは『自己本位の存在。何事に於いても、どこまでやれば大丈夫なのかという加減が分からず、他人の感情を忖度しようともしない。TPOを弁えず自分の感情の赴くままに行動し、それが満たされぬと駄々を捏ねる。反面、誰かの言動を疑うことなく単純に信じ込む。』正しく、自閉症とは幼児そのものではないか。
即ち自閉症の本質とは、
精神的人格的に進歩 成長することを拒み、子供のままで居ようとする心的状態』にある

これが、彼らをしてあらゆる面に於いて著しく社会的存在として相応しからぬものに為しているのである。そしてこれは、恐らくは無意識領域に於ける問題であり、それゆえ彼らには『常人に比較して余りに著しい自己の未熟な幼児性』を自覚すら出来ぬのだ。

   
    【結語】
対象を自閉症者に限定してはいるが、筆者の提言する、上述のASD迷惑撮り鉄、鉄道マニアの有する『極端な利己性』を利用した対処法は、敷衍すれば、一般の誰にでも有効であろう。

いずれにせよ、上記対策案は、自閉症当事者の筆者が、該障害特性を鑑みて判断してのものであることを、改めてお断りする。

公共インフラの鉄道施設における、一部の非常識なマニア、ファンによる迷惑行為が、僅かでも減少することを願ってやまない。
(了)

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