第3回遠征間も無く終了、、、無念の負傷 3 Gakuta Koike 2024年1月31日 05:35 第3回遠征、怪我により途中離脱となりました。(負傷後5日経ちましたが、もう滑って良いそうです)さて、今回遠征を冒頭から振り返ります。まずは到着時、強風により当初予定の空港ではなく、ウィーンに着いたところから波乱は始まりましたね。シャトルバスにギリギリ乗れたのですが、スキー板が出てくるのが遅く、全員と逸れて、空港内を大荷物持って走りに走り、諦め、人に聞きまくり、なんとかシャトルバスに乗れてザルツブルグ空港へ無事に移動。レンタカーピックアップまで空港閉鎖中のため、トレイで3時間暖を取るトラブルつきでした。 無事に前半の個人練習が始まり、PitztalとHochzeigerスキー場にて練習です。Pitztalではウェーブ上のクニックが常設してあり、起伏の良い練習なのですが、大転倒もありました。。Hochozeigerでは、地元のBenny rachi racing teamの練習に二日間GSに混ざり、非常に内容の濃い練習と指導でした。やはり指導力が高いことと、起伏のあるコースが難しく、今後も必要です。 スキー場とは毎日1時間の道のり。麓の街、imstのガソリンスタンド。こちらは支払いは店の中で払います。コンビニもついている為、便利、というか、コンビニはガソスタにしかありません。ガソリン価格はレギュラーで1.58€、円高のため、1L,273円。。。。目ん玉飛び出ます。 1/18-19は修論提出日。前半期間は、ほぼこの修論作業のため思うような練習は積めませんでした、、なんとか出し切りましたが、まだまだ試験は続きます。次回は2/7口述試験。2/16最終提出。2/26最終発表。ここまでと決めているので、ここで出せなければ辞めざるを得ません。なんとか、頑張ろう。 さて、1/22よりチームに合流し、試合が始まりました。Veysonnaz(suiss)。立位若手の本堂、高橋選手も合流し、二人をレンタカーに乗せての日々がスタート。ここveysonnazはジュネーブ近くの起伏に富んだきた斜面の難コースのスキー場です。GS2戦は、17位、15位という結果でしたが、来季のW杯出場基準となるポイントは獲得!最低限クリアでした。 このスキー場は難コースのため、障害のハンディの影響が抑えられ、順位は低くともポイント獲得のチャンスでした。さて、問題の高速系SG。。。ここまでポイント獲得できていなこともあり全力で臨みました。。悲壮感たっぷり、良い集中でした。予想以上にスタート直後からジャンプで浮かされることが続き、あれ?予想以上?とは感じましたが、板はずらさず、攻めるのみ、という覚悟で頭はいっぱい。フルアタックで後半区間の大きな起伏に突入。。突入後、飛びすぎ、着地に失敗、、転倒、頭を強打し失神、、気づいたらヘリで運ばれていました。。。 10分、15分は記憶がありませんが、気づいたら担架の上、ヘリに乗せられるところでした。。ヘリ移動もものの5分程度、救急病院につき、検査が始まります。ACL損傷や、あちこちの骨折も覚悟しつつ。。。スキー人生、終わったな、、、、ここまでか。。。しかし、結果、All Clear!! なんと、奇跡が起きました。。。。終わったと思った競技人生が、まだ繋ぎ止められました、、、顔は思いっきり擦過傷で腫れてきましたが。写真はビンディングが壊れた様子。私の身代わりに壊れてくれたお陰で体は守られました、、有難う、、、、 この写真の時は意識はありますが、まだ脳震盪によりボンヤリしていた状況。。コーチ、パトロール、救急隊、看護師、そして着いてくださったチームの通訳のスタッフ皆様に、本当に感謝でした。。 よくよくリザルトを見返すと途中タイムがかなり良く、第1区間6位、第2区間7位、(トータル予想4位、、)今季最高の試合内容でした。その分、危険な箇所の他選手の事前情報がもっと欲しかったですが、一番は飛びすぎた際に対応できなかった自分の技量のミス。。難しいものです。。ゴールすれば非常に面白い結果だったはず、、しかし結果は転倒、失神。。自己分析では紙一重でしたが、修論の影響によるフィジカル練習不足の蓄積、神経系の反応遅れ、気合い入れすぎ、板が滑っていた等々複合的な理由があれど現実はやはり厳しいという感想です。。 行けなかったcortnia dampezzo(Itary)のDHスタート直後の様子。起伏の数が数え慣れないほど、圧倒的に難しい様子。。高速系は地形の把握が非常に物を言うため、ここに行けなかったことは非常に大きい、、悔やまれる点ですが、、現実を受け止めて、今回は帰途につきます。。今季、高速系のW杯出場権利のポイントを未達のため、残すチャンスは3月のsellanevea戦のみ。。そこで持てる力を発揮し、ポイント獲得は果たすために、2月はトレーニング仕直しです。 二日後?三日後の様子。まさのフランケンシュタイン笑 笑い話にすることができ、、本当に幸運でした。。何かが繋がった、繋げてくれました。。 いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #日体大 #現実は厳しい #2026ミラノ #おっさんチャレンジ #jtbcommunicationdesign 3