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【大学受験】単語は座って勉強するものじゃない。


🔴英単語はスキマ時間にやってはならない?



みなさんこんにちは!
学習PROJECTの富岡です!

指導していて思うのは、英単語や古文単語をはじめ、単語を覚えない人が多すぎる!ということです。

すごく厳しいことを言うと、英単語とか古文単語って本来高校2年生の頃までには仕上がっていないといけないんです。

ですが現実、3年生になってやっとこさ受験勉強を開始する人が多いのです。

毎年本人たちには言っているのですが、まあ厳しいですよ、と。

動き出しが後手後手なのでね。

それでも色々と試行錯誤して成績を上げていくのが我々の役目なので、最善は尽くします。

ただ、こちらがたとえどんなに最善を尽くしても、単語を覚えてくれないと始まらない!

で、毎年覚えてこない人たちを観察しているのですが、大体以下のようなタイプなのではないかと思います。

・単語帳を眺めているだけ
・上品に座って単語を勉強している
・繰り返しが足らない
・アウトプットが足らない

この状況で覚えられません!と言われても、そりゃ覚えられないよと言うしかありません。

さらに「自分には覚える才能がなくて…」みたいな弱音を吐く人にはズバッと、

人の名前覚えられてるじゃん

と言います。

覚える才能がないんじゃなくてやってないだけです。

やりたくないから覚える才能がなかったことにしようとしているだけ。

とにかく何かと理由をつけてやらないようにしようとしている人が受かるほど甘い世界ではないのです。

時には物事を単発で覚えることも必要なのです。

特に語学の基本はそうです。

単調なことをやらなければならないタイミングは必ず来るんです。

受験勉強はお遊びではないのです。大学は、楽しくないと勉強できないような人がいくところではありません。

楽しくないと勉強できませんタイプの人は、そもそも大学に向いてないです。厳しいですけど。

あんまりズバズバ言うとクレームになってしまう昨今ですけど、言わなきゃならないことは私は全部言います。

受験をすると決めたのはあなた。楽しくないとできないというのは思考が赤ちゃん。

もうちょっと大人になろうよ、という話もよくします。

さて、前置きが長くなりました。

単語はどうせ覚えなければならないので、以下のように工夫してみてはいかがでしょうか?


①発音する、書き殴る

単語帳を眺める時間なんて基本みんなぼーっとしているので、やった気になっているだけです。

覚えるためには実際に発音する、書き殴る。

単語の発音はスマホや電子辞書で調べればでてきますから、その発音を真似てみてください。

発音とともにその単語を書き殴ってください。

別に綺麗に書く必要なんてありません。

大きく素早く書き殴ります。

発音→書き殴り→発音→書き殴り→…

これを続けていきます。

英単語の発音だけでなく、日本語での意味も一緒に発音するようにしましょう。


②まずは1つ目の意味に集中する。

英単語の意味を覚える際に、いくつか意味があるものも多くどうしようとなることがあると思います。

その時はまず割り切って1番の意味を覚えてください

2とか3とかは後で覚えにいけばいいんです。

まずは1つ目の意味に集中してどんどん単語を覚えこんでください。


③反復量にこだわる。

勉強には質と量が必要です。

ですが、単語は圧倒的に“量”です。

いやもちろん、多義語を覚える時には、単語の“核”をおさえればそこから派生させれば覚えやすいという“質”の側面が重視されますが。

ただ基本的には質がどうこういう前に“量”だと考えましょう。

特に反復量です。

徹底的に繰り返す、上手い話なんてない。

この事実から目を背けてはなりません。


④体を動かす。

単語の勉強は、行儀良く座ってやるものではありません。

①で「発音する・書き殴る」の話をしましたが、さらにそれに加えて体を動かすことをお勧めします。

部屋の中で歩き回りながら発音する。時を見て書き殴る。

階段の上り下りのときに単語を軽く口ずさむ。

体を動かしながら覚える方がよっぽど覚えやすいです。

みなさんも経験があるはずですね。

単語は頭で覚えるというよりも、体で覚えるものと考える方が良いです。


⑤テストしてみる。

インプットしたものをさらに深く定着させるためにはテストするのが一番です。

ですが個人的に赤シートはお勧めしません。

なぜか?赤シートでのテストは結局それをずらしていくだけで、書かないからです。

赤シートをずらすだけのアウトプットは中途半端な勉強です。

テストは、書いてみてなんぼです。

書くという行為はかなり大事ですよ。

なぜなら客観視できるからです。

頭の中だけでのテストなんて、どうせ誤魔化すに決まっています。

本当は間違っているのに、答えを見て「自分もそう思ってたんだよ」なんて言って自分を欺いてしまうんです。

それじゃダメです。

ちゃんと自分を客観視しましょう。



今回は単発で単語を覚える際のコツを話しました。

もちろん、文章の中から覚えていく作業も忘れずにやってください。

ただどんな形であれ、“反復”が必要になります。

その時に、行儀良く座って勉強するのではなく、体を使って反復してください。

そうすれば今までよりも多くの単語を吸収できます。

みなさんの毎日の学びを応援しています。



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