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大学生ができる学習支援ボランティア
コロナが蔓延して半年、このタイミングで都内の大学に通う私たちに何ができるのか。
今起きている問題を書いて残すことが必要だと考え、私達は、小学生の学習格差の現状について調べました。
前回のnoteでまとめたのでこちらを先に読んでいただけると嬉しいです!
私たちにできること
学習格差の現状を知ったうえで、「大学生ができること」について考えてみました。
そこで「学習支援ボランティア」があると気付きました。
学習支援ボランティアとは、貧困家庭など、家庭の事情で学校や塾に通えない子どもたちのために学習サポートを行うものです。
これは、私たちが都内の大学生155名を対象に行ったアンケート調査の結果です。
アンケート結果から、次のことが分かりました。
・そもそも学習支援ボランティアについて知らない学生が4割近くいること。
・実際に学習支援ボランティアを経験したことがある人はほとんどいないこと。
・不参加の理由は、「関心はあるがそこまで積極的になれないから。」
「どこに応募すればいいか分からないから。」
・有償であれば参加したいという学生も多くいること。
そこで、学習ボランティアを募集しているNPO団体について紹介し、
知ってもらうことで大学生の参加者を増やせたらいいなと思っています!
NPO団体の紹介
<NPO法人 キッズドア>
「経済的格差が教育格差であってはならない」という考えのもと、無料でありながら質の高い教育支援を多くの子どもたちに提供しています。
学習ボランティア募集サイト http://www.kidsdoor.net/class/
こちらのボランティア募集には、有償のものもあり、アルバイト感覚で学習支援に携わることができます!
例)「港区学習会ふらっぱー」
中学生を対象とした学習会です。有償ボランティアを募集しています。
・学習会1回につき5000円(4時間)
<NPO法人 Learning for All>
子どもの学習支援と、親(保護者)を支える取り組みをしています。
コロナ禍での活動として、主に3つが挙げられます。
1、これまで対面で行っていた子どもたちへの学習支援や居場所支援をオンラインに移行して実施。
→原則、一対一で行い、誰かと話すことで不安を和らげたいというニーズにも応えています。また、外国籍の子ども向けには日本語学習支援も行われています。
2、食事や食料物資の配送。
→ステイホーム中の、「子どもが学校に通っていた時より食費がかかる。」という保護者からの声を受けて実施しているようです。
3、保護者への情報提供と相談支援を始める。
→コロナによる自粛で、周りの人との交流が減り、行政などの支援情報も手に入りづらい状況に陥ってしまいます。また、親子で一緒に過ごす時間が長くなったことで、イライラして子どもにあたってしまうケースも増えているという報告もあり、職員に相談することでストレス対策や情報提供をしています。
大学生向けボランティア募集サイト https://learningforall.or.jp/volunteer/
こちらのサイトでは、LINEやZoomを利用して質問ができ、ボランティアへの不安を解消したうえで参加することができます!
<NPO法人 カタリバ>
10代の子どもたちに、多様な出会いと学びの場を届け、居場所と出番をつくることを目指した活動をしています。
生まれ育った環境による「きっかけ格差」をなくすことが目標です。
きっかけ格差とは?
→生まれ育った環境によって進路選択・職業選択の幅が変わってしまうこと。
ボランティア募集サイト https://www.katariba.or.jp/volunteer/
カタリバでは、学習支援だけでなく、居場所づくりにも力をいれているため、勉強に自信がなくても参加できるプロジェクトがたくさんあります!
例)「b-lab」
東京都文京区の中高生を対象とした施設で、中高生が安心できる居場所を提供し、様々なことに挑戦できるような場をつくります。
以上、ボランティアを募集している団体を3つ、紹介しました!
少しでも興味の湧いた人は、自分に合うものを見つけて参加してみてください!
皆さまのご感想・ご意見募集中です!改善点などありましたら、こちらからぜひお願いします!