【人生劇場#54】面白い人と出会うことに人生を捧げている人(澤口真里佳さん)
職業は旅人、トレジャーハンター
54回目となる今回の人生劇場。
本劇場の案内人は澤口真里佳さん。職業は旅人、トレジャーハンター、地域調査員。
今回参加してくれた多くの生徒が初めての参加だったため、ノートを持ち、心に残る言葉をメモしようとする生徒が多くみられ、独特な緊張感の漂う中、お話をしていただきました。
面白い人と出会うことに人生を捧げている人
「新聞で知った、沖縄でミツバチのダニを研究している人に知り合いを辿っ辿ってに会いに行く。」
「巻末に載っていた本の感想を書く欄に、感想や筆者にぜひお会いしていただき!という意思をメールで送ったら、APUの学長さんとランチをすることになった。」など・・・。
最初の数分で話をしてくれた内容が、澤口さんらしさを表現していると共に、緊張していた参加者の顔が徐々に柔らかくなる様子が見受けられました。
旅で感じること
その後も澤口さんは劇場を通して様々なエピソードを話してくださいましたが、その中でも印象に残っているのが、インドに修行へ行った時の話。
友人からの誘いで、インドで行われている瞑想の修行に参加した澤口さん。
10日間かけて1日14時間の瞑想を行うという信じられないような修行だったのですが、それ自体に強い思い入れがあるわけではないらしく?瞑想が終わった後に世界各国から集まっていた参加者にインタビューをした所
という話を多くの人がしていることに気づき、どんなバックグランドを持った方でも人は人で、考えることは変わらないんだなということを体感できたという話から、旅の中で、自分自身が直接感じ取ることの大切さを教えてくださいました。
「面白い人」を探す中で
ところで、なぜ「面白い人」に会いに行くの?
そもそも面白い人ってどんな人?
澤口さん曰く、面白い人の話を聞く意味とは「自分を知る」ことに繋がっているからということでした。
澤口さんの考える「面白い人」とは、何かに偏っている人が多く、そのような人に会うことで、今まで感じたことのない驚きや、自分自身の感情を知れることが楽しいからだと仰っていました。
面白い人と出会うために
直感的な「面白そう」の実現のためにアクションを起こし続けている澤口さん。
しかし、その直感から生まれるアクションを実現するために
など、人に対して律儀に、真摯に向き合うための準備、用意をされている所に、改めて、人と関わりながら生活していく中で大切にすべきことを教えていただいたような気がしました。
劇場を終えて
「失敗はない」がスローガン
劇場を通して「好き」を追求することの大切さを教えてくれた澤口さん。
最後に参加者に伝えていただいたのは「失敗ということはない」というお話でした。
ライフステージが変わる度に、「好きなこと」を書き出しているという澤口さん。そして、その「好きなこと」を都度追求していく中で、例え自分に合わないことがあったとしても、「自分に合わなかったということ」が自分自身にとっての学びになると。
劇場が始まる前は緊張していた参加者ですが、澤口さんの自然なコミュニケーションの取り方のおかげもあり、最後は暖かい雰囲気のまま幕を閉じました。この人生劇場を通して、人の懐に自然に入れる澤口さんの不思議な魅力の一部を垣間見ることができたのではないのかなと思います。
そして、澤口さん自身も人生劇場についてnoteを書いてくださっているので、こちらもぜひ読んでみてください! https://note.com/takahashi_ayako/n/n60bd4871ebbc