やっぱり悔しいので吐き出します#5
今日は週に一度の通院日。2週間で骨折が治るわけもなく、完治まではあと2週間が必要とのこと。治りを早くするために今日から超音波治療を始めることになった。7月末に復帰できるように今できることを頑張る。
通院後は土曜日ぶりのジムでトレーニング。1時間半下半身をみっちり鍛えられた。完治までの2週間でどれだけ下半身をパワーアップさせられるか。復帰後に4週間のトレーニングをやってきてよかったと思えるようにしよう。
今日までのnoteにはそれなりに前向きな文章を多く書いてきたけど、今日は悔しい気持ちを吐き出させてもらう。
やっぱり今週末の大会が近づくにつれて悔しさが大きくなるばかり。練習中のけがとはいえども、もっと繊細に風を考えて練習していれば、防ぐことができたんじゃないかと考えてしまう自分がいる。そんなこと考えてもどうしようもないのに。
仕事を辞めて、もう一度競技生活をしようと決心したのは1年前のこの大会での出来事だった。当時はウインドサーフィンの練習なんて全くしていなくて、大会運営のお手伝いをさせてもらった。
2日間、船に乗り、レースの運営を行った。そこで、同級生が優勝する姿を目の当たりにした。
働いているときから、ウインドサーフィンについて考えることが多かったけど、競技をしながらお金も稼いで生活するビジョンが見えなかったし、競技生活で成功できる保証もないし、とにかく一歩踏み出すのが怖くて、自分の気持ちに素直になれず、もやもやした日々を過ごしていた。
でも、同級生がウインドサーフィンをしている姿を見たとき、
「ウインドサーフィンってかっこいい。俺もやりたい」
純粋にそう思った。そして次の日。会社に仕事を辞めてウインドサーフィンをやると伝えた。
あの決断から1年。1年でどれだけ自分が変われたのか、今度は運営ではなく選手として出場して、結果を出すために毎日練習してきた。それなのにケガで出れず、2年連続大会の運営のお手伝い。
めちゃくちゃ悔しい。
この大会はプロツアーの第三戦でもあり、年間ランキングに関わってくる大事な大会でもある。まだ無名の自分にとって、今年の1年はプロツアーで結果を出して認知度を広めていく大事な1年と考えていたので、出場できないことは痛手でもある。
いろいろ要因があるから、考えれば考えるほど悔しい。
多分週末のレースを見たら、もっと悔しい気持ちが込み上げてくると思う。
悔しさを吐き出すのはもう終わり。悔しくても現実は変えられないから、未来を変えるために明日からも復帰に向けた行動していこう。
今回の骨折で経験した悔しさを、忘れないように今日の記録として残しておく。来年こそ、選手として出場して結果を残せるようにしたい。