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【トルコ旅行備忘録②】 イスタンブールからエフィソスそしてパムッカレへ(2日目〜3日目)
イスタンブールで2日を過ごし、その後夜行バスにて、エフェソス遺跡そしてパムッカレに行きました。この2つ情報の少ない観光地になるかと思うのでぜひ参考にしてみてください。
【イスタンブール→エフェソス遺跡】
やっぱり海外に行ったら色々な都市を周りたい。そんな性分の人間なため、今回の旅でもイスタンブールの他、エフェソス遺跡、パムッカレ、カッパドキアと計4都市を回りました。
トルコはかなりインフラが整っており、特に長距離バスについてはほとんどの都市につながっているのではという印象を受けました。今回の旅では、計3回長距離バスを使いましたので、是非チケットの買い方とか参考にしてください。
①チケットを買う
トルコ国内では、大きなバスターミナルのことを「Otogar」とかと呼んだりします。どの都市でも要はそこに行けば各都市へのチケットを買えるということです。イスタンブールのOtogarは地下鉄のM1路線の「Otogar」駅にあり、(そのままですね。)イスタンブール市街からは30分程度とかだったと思います。地下鉄で外に出ると本当にたくさんのバス会社が店を構えており、そこでお目当てのバス会社を探し、チケットを購入するといった流れです。僕は色々調べた結果「METORO」というバス会社が信頼できそうだなと思い、そこで買うことにしました。(また別の記事で書きますが、メトロはかなりひどいバス会社でした。)
バスの時間や会社はどう調べればいいのかと思うかもしれませんが、旅の最後の方に中国人に教えてもらったサイトになるのですが、以下のサイトがとっても使いやすかったのでおすすめです。
ネット予約はSMSが使えないとダメですが、検索する機能だけでも十分役に立ちます。
さて、本題のエフェソス遺跡へ行くバスですが、「SELCUK」行きのバスになります。ただ、この都市おそらくエフェソス遺跡しかない街でマイナーなのか、まさかの都市名をいってもわかってもらえませんでした。Googlemapなどを見せたりし、やっとわかってもらうことができましが、トルコのバス会社の社員は人によっては素人もいるのかなと思ったりしました。ちなみに、SELCUKの近くにIzmirというと大きな都市があり、そこは分かってくれたので、そこから説明をするのがいいかもしれません。時間について、安旅なので移動と睡眠を兼ねることのできる深夜バスを当たり前のようにチョイスしました。
なお、これは驚いたのですが、バスターミナルで英語は一切通じませんでした。これにはかなり驚き、都市や時間を伝えるのにもかなり苦労しましたが、筆談や携帯の地図などを駆使してなんとな購入ができました。
さてさて、本題のバスはどうなの?というところですが、みなさん驚かれるかもしれませんが海外の夜行バスというのは意外と快適でして、日本のよりシートも広く、足元も割とありちゃんと寝られます。また、トルコは謎のお菓子配りタイムもありなんか面白いです。
ちなみに値段は1000TL(約4,000円)とリーズナブルです。
②エフェソス観光
SELCUKへは、朝の8時(夜11時発)くらいに着きました。寝られるとはいえ、長時間はやはりきついので朝6時くらいに勝手に起きるので問題ないかもしれませんが、心配な人は目覚ましをかけるといいかもしれませんね。ちなみに、バスのスタッフもちゃんと声をかけに来てくれます。
SELCUKのバスターミナルからエフェソス遺跡へは、ミニバンみたいなのが走っているそうです。なぜ、「そう」なのかというと、僕はミニバンは使わずに歩いて行ったからです。歩いても30〜40分程度なので朝の散歩にはちょうどよかったです。ちなみに、バス自体はあります。散歩中のお爺さんに声をかけられ青いバスに乗れ!と言われたので。
さて、エフェソス遺跡ですが、まず言います。衝撃の入場料でした。その値段なんと、1500TL。日本円で約6000円(2024/9月時点)です。これまで割と色んな国で建物や遺跡に入場料を払ってきましたが、タージマハルもサグラダファミリアもここまでは高くありませんでした。唯一アンコールワットの入場料が3日券で50〜60$とかでしてが、それよりも高いことになります。あまりにも高いですが、これを見るためにここに来たため、入らないわけにもいかず、もちろん払いましたが、みなさんはこの記事参考に値段と交通費払ってまで行きたいかはじっくり検討するといいかもしれません。ちなみに、昔のネット情報だともっと安いので、ここもかなり値上がりしてますね。
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歴史については、皆さんの方で調べていただければと思いますが、簡単にいうと、ローマみを感じます。歴史的にそう言った文化が入ったからうんたらかんたらとツアーのガイドが話してました。また、この遺跡絶賛修繕中で、上に貼った写真のいくつかも修繕によりこの姿になっているものだと、ツアーガイドが言っていました。
どうでもいいですが、このツアーに混ざりこっそりガイドの話を聞くというのはおすすめです。やっぱりガイドの話はより深い理解につながりますし、聞いていても特に怒られません。(経験ベース)
さあ、このエフェソス遺跡の総合評価ですが、個人的には5段階中⭐️2になります。遺跡としては素晴らしいのですが、そこにかける入場料と交通費(トータル1万)がみあっているのか?と言われたら僕はそうは思わなかったので、おすすめはしません。とはいえ、好みの問題ですので行きたい人はぜひ行ってもいいと思いますよ!
歴史的価値のある遺跡の保全に僕の6000円が使われていればOKです!
【エフェソス遺跡からパムッカレへ】
①SELCUKからパムッカレへ
ところで、皆さんにとって海外旅行で、興奮する瞬間はどこですか?圧巻の遺跡や建築物を見た時でしょうか。素晴らしい景色を見た時でしょうか。もちろんそれらも興奮はしますが、真の海外旅行好きは、ローカルスーパー、ローカル鉄道、ローカルフードに興奮をします。(しますよね?!)
というわけで、SELCUKからパムッカレへ、は3時間の鉄道旅をしました。
SELCUKからパムッカレへの移動はすごく簡単で、SELCUKのバスターミナルから徒歩10分程度の鉄道駅にのり、そこからDenizliという都市まで向かうだけです。
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本数はこんな感じです。僕はセルチュク12:10の電車にのりました。午前中エフェソス遺跡をみて、昼飯食べて向かうが1番良いのかなと個人的にはいいと思います。電車のチケットについては駅で買えて、電車到着の1時間前から購入可能です。駅員さんも英語喋れたので、なにも困らず購入できました。
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車内は普通に綺麗で、「世界の車窓より」を脳内再生し、3時間景色を楽しみながら旅をしました。
観光地以外の国の景色を見られる。これがバス移動や電車移動の醍醐味です。
②パムッカレ観光
Denizliへは当初予定の20分ぐらいで到着しました。インドとかの電車と比べたら全然許容範囲ですね。さて、パムッカレですが、鉄道駅から徒歩で行けるとかそんな距離にあるものではございません。まず、鉄道駅から徒歩5分程度のところにあるOtogarに行きます。そこから小さなバン形式のバスにのり、30〜40分程度かけパムッカレへ向かうといった感じです。乗るバスがどこに停まっているのかですが、このOtogarは地上ターミナルが長距離都市間バス、地下ターミナルがローカル路線となっているため、地下に行きそこからは「パムッカレに行きたいんや。」とその辺の人にいえば教えてくれます。料金は確か40TLとかで安めなので、ぜひ使いましょう。
で、降りるところなのですが、いまいちこれが正確がわからず、僕は、パムッカレを下から上に登っていったので、下の地図のPiknik Alanıという公園の近くで降りました。ただ、これに関してはほんとにどれが正解かはわからないので、運転手にちゃんと目的地を言ってから乗車するのがいいかもしれません。ちなみに帰りは、バスの走っているところで待ち、来たら乗るみたいなスタイルで、おそらく特に時刻表とかはないので注意しましょう。
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さて、パムッカレですが、これまた衝撃の入場料1484TLでした。ここでも約6000取られ、僕はこの日観光だけで13000円も使ったことになります。いくつも観光の選択肢があれば、下から眺めて終わりでもいいのですが、ここもこれをみるために来た都市でありますので、高いと思いつつもしっかり払いました。しかも驚きなのがここトルコ人は60TL(300円以下)なんですよね。。日本でも姫路城が日本人外国人で入場料に差をつけることが最近話題になりましたが、外の国を見ると結構こういった形をとっているところは多くあります。とはいえ、トルコは正直やりすぎではと思いました。
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このパムッカレ、ネットに上がってる写真はかなり綺麗で、ここは確かに行きたい!!となるのですが、実際行ってみるとそうでもないがっかり観光地として、少し有名だったりもします。実際行ってみると水もそんなにはってなく、地元民のインスタ撮影の場になっており、ここに6000円をかけるのか、と正直なところ思いました。色々調べてもらえればわかりますが、典型的な自治体が観光地作りを失敗したパターンの一つかと思います。なお、セットで見られる下の写真の遺跡はなかなかよかったです。
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さぁ、パムッカレ評価を5段階でいうと⭐️これも2って感じです。言われているほどがっかりな観光地ではありませんでしたが、いかんせん高すぎる。そして、この都市パムッカレしかないので、このためにわざわざ来る必要はないのではと思いました。時間が限られたトルコ旅であれば選択肢から外していいと思います。
こんな感じで、3日目はやたら金をかけた割に充実感はそんなにの日でした。まぁ、1週間の旅をしていればこんな日もあるということで、次回は遂に僕のbucket listの1つを達成しに、中央の方にあるカッパドキアへ向かいます。