おうちで楽しむ“鳥取の味”|~おいしいお酒とうまい一品でおうちで楽しむ~ 梅津酒造×あかまる牛肉店 参加レポート
新型コロナウイルスので影響で家に引きこもりがち、旅行に行きたくても行けない、そんな状況続いている方も多いのではないでしょうか。鳥取県の食の魅力を県外の人たちに味わってもらうためのイベントを10月24日に開催しました。
会場は...オンライン!新しいグルメの楽しみ方として、Zoomで全国各地から参加し、生産現場をオンライン見学したり、こだわりや調理方法、魅力を伝えたり、調理タイムでは各参加者の食卓から「ジューー、パチパチ」とお肉が焼ける音が響き渡りました。
食を味わい、美味しさを語り合う。そんなイベントの様子をお伝えします。
[イベントの流れ]
・自己紹介
・生産者紹介
・酒蔵見学
・調理場見学
・実食
・質問タイム
今回の参加者は、関東から九州まで全員で6人ほど。全員県外出身で、鳥取の特産品に興味を持って参加してくれました。
住んでいる場所も環境も違うので、自己紹介から始まりました。
食の奥行きを垣間見る、生産現場をのぞき見!
女性の参加者が2人、どちらも兵庫県出身でした。お肉とお酒に興味を持っていた方で、さらにオンラインでのイベントに関心があったそうです。
東京、博多から参加の男性は日本酒が大好き、そしてオンラインでの営業の勉強として参加されていました。
みなさん今日のイベントを楽しみにしてくれていたので、わくわく、ドキドキとした雰囲気に包まれていました。
自己紹介を終えたあとは、全員で「かんぱーーーい!!」
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続いて今回の主役である、お酒とお肉の生産者さんの紹介です。
まずは「梅津酒造」の梅津史雅さんです。
梅津さん
「みなさん、こんにちは!今回は鳥取県北栄町にあります、梅津酒造のお酒をご紹介します。先ほど乾杯したのは『冨玲』といい、応援の掛け声、フレー!フレー!!から取りました。味わいが濃くお燗(温めて飲む)がお勧めです。こだわりは純米酒。米と水と米麹のみで造っています。これから蔵の様子をお届けします
梅津さん
「これは酒蔵の中です。ぷつぷつと小さな穴がたくさん空いていますが、米と水と米麹を仕込んで一か月ほど発酵させたものです。これを袋に入れて絞り2年熟成させてお酒ができあがります。日本酒仕込みの梅酒、野花(のきょう)というお酒もあります。みなさん今日はおいしく飲んで楽しみましょう!」
次に「あかまる牛肉店」さんのご紹介です。
鳥飼さん
「あかまる牛肉店の鳥飼と申します。今回がはじめてのオンラインの取り組みなのですが、ニーズが高まっているということでやってみようと思いました。大山の近くにあり、自然豊かな環境で育った牛、『鳥取和牛』をみなさんにお届けします。旨味成分を豊富に含み、赤身と脂のバランスが絶妙な鳥取を代表する牛肉です。それでは、調理場に移動して実際に切る映像をお届けします。」
映し出されたのは、調理場の様子。華麗な包丁さばきは、まるでテレビを見ているかのようでした。
「これからみなさんで焼いていく部位を切りたいと思います。焼き肉用はいつも手作業でカットし、お肉の角が立つようにしています。また、焼く時のアドバイスとして、霜降りが多い部位は脂を落とし、霜降りと脂を交互に食べていただくと味の違いが分かります。それではみなさんも一緒に焼いていきましょう!!」
一つの食卓を囲んでいるような、実食タイム
ここでお待ちかね。お燗の日本酒とあつあつの鳥取和牛を同時に楽しむ実食タイムへ。
「ジューー、パチパチ」と、各食卓から美味しい音と喜びの声が聞こえてきました。
「お肉を見せていただいたらどこの部位かお答えします!」と鳥飼さん。
梅津さんからも「飲んだら食べたくなる、食べたら飲みたくなる。というお酒造りを目指しています。」と酒造りへの思いが語られました。
オンラインならではの気遣いやライブ感に、おうちにいながらいつもより味わい深い食事となった様子。
食べながら喋る様子はまるで、全員が一つの食卓を囲んでいるようでした。
*
「楽しくておいしかった。またこのような機会があれば是非参加します!」
「お肉の知識が増えました。オンラインの楽しさが実感できました。」
と、最後には参加者の方々が楽しそうに話す姿が。普段の食卓では見えづらい、生産者の姿。食に込めた思いを聞いたり、食べ方を教えてもらう。食の奥行きを知る時間に、いつも以上の味わいを楽しんでいただいたようでした。
生産者・参加者の相互にとって初体験だったオンラインイベント。「美味しい食材をありがとうございました」と感謝を伝えあう様子が印象的で、食の価値や楽しみが発見できる、可能性を秘めた機会だと感じました。
味わおう、鳥取。今後も開催情報も楽しみにお待ちくださいませ!
梅津酒造:https://umetsu-sake.jp/
あかまる牛肉店:https://akamaru-shop.shop-pro.jp/
この記事は、「仕事がめぐる、前へすすむ。」をコンセプトに運営するYELL FORのプロジェクトメンバーが一部制作をしています。
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