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文章への自信、わたしと、一緒になくしませんか?
「絶対にたとえ刺し違えてでも、絶対に、最後まで読ませてやる」
母に勧められたnoteにあった、狂気を感じる一文。
その一文が記された場所を忘れるほど、そのnoteは長かった。
大きいスマホで、勢いよく15回スクロールしないと、ハッシュタグの所までいかないくらい。
しかし、私はそのnoteを、全て読みきりました。
読めば読むほど、心が苦しくなるのに、涙をこぼしながら読みきったんですよ。
でもきっと、あなたもそのnoteを見たら、全て読んでしまうと思います。
そのnoteは、「賞の応募作品を、プロの編集者の方が添削する」というものでした。
もちろん私は、賞に応募したこともないし、プロの編集者でもありません。
最初は、何故このnoteを母が勧めてきたのか、全くわかりませんでしたが、なんとなく読むことにしました。
そして、読み終えた後、なぜ母が「あのnote」を勧めてきたか、分かったんです。
だって、「あのnote」を読み終えた今の私は、前よりも文章を書きたいと思っているから。
そしてそれなのに、今書いているこのnoteに、何を書けば良いのか、全くわからないからです。
それこそが答えだと思うんです。
書きたいのに、書けないこの状況が、その答え。
そのnote、すっごく綺麗だった。わかりやすかったし、心も掴まれた。
よりよい文章の書き方が、あんなに頭にスッと入ってきたの、初めてだった。
それなのに、私には、書けないんです。
タイピングは早いはずなのに、どうしても言葉が出てこない。
何度も書いては消し、書いては消しを繰り返してる。
つい一時間前は、そのnoteを知らなかったのに。
あのnoteを読まなければ、きっと、スラスラと文章が出てきたのだと思います。
これからも、なんとなく、ふんわりと。noteを続けていたんだと思います。
今、私は辛いです。文章が書きたいのに、「あのnote」のような文章が書きたいのに、書けない。
そう思うこと自体、生意気だと思います。何年も本気で文章をやっている方に、失礼だとも思います。
向こうはプロの編集者で、自分はただの学生。そりゃ書けなくて当然。
だけど絵とか、そういうのと一緒で、圧倒的に上手い人を見ると、やはり「こうなれたら」と思ってしまうんです。
「正解なんてない」とはいうし、その通りだと思うけど、基礎的な部分での「正解」は、確実にあるから。
私は、自分の文章に自信がなくなりました。
自分が過去に書いた記事の全てが、不正解な気がして。
だけど私は、文章を書くことを、やめてはいけない気がしています。やめるつもりもありません。
それに、あのnoteを書いた人を、私の敵だと思えているんです。
なぜか、追いかけるべき存在ではなく、倒すべき存在だと認識しているんです。
更に生意気なことに、このままnoteを続けていれば、いつか届くのではないかとすら思えてきています。
向こうは、私のことを何も知りません。
あなたも私のこと、知らないでしょう?笑
ええ、私もあなたのこと、知りません。
だけど、私その人の顔も知らないのに、好きな食べ物も知らないのに、謎にライバル視してるんです。こんなにも実力の差を、思い知ったはずなのに。
まだそのnoteを読んだだけです、その記事しか読ませていただいてません。
それなのに、なんででしょうね、なんか今、すごく悔しいんです。
でも確かに私、このままじゃ嫌だと思ってます。
何でかわからないけど私、あの人の文章にやられたままは嫌です、何も書けないままでありたくないです!
だから、今、まとまらない言葉で、自分の文章を、自分が思う正解に近づけてます。
かつてこんなに文章を書いていて苦しいと思ったことはありません。
私は、noteを初めてから、ほぼ毎日更新していたのに、その方のnoteを読んで、初めてのスランプを経験しました。というかしています。
だけど、何か書かなきゃ、あの人に負けてしまう気がしたんです。正解を求めるあまり何もできなくなったら、本末転倒です。それも負けです。
だから、書きます!
…だけど、ダラダラと続けても仕方がありませんよね。
なので、その方のnoteだけ貼らせていただいて、終わります。
これがその方のnoteです。
あなたも、自分の文章に対する自信、わたしと一緒になくしませんか?
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