互いの舞台「みんなで配信♡WEDDING LIVE!」イベスト感想【プロセカ】
この時期恒例ウエディングイベントは、進級による時系列の進行も活かしまさかの2年連続ブライダルフェスタ。しかし会場背景は使い回さず新規に用意、もちろんドレス姿はLive2D、気合入っていました。
鳳グループのイベントということもあり、イベント内ミニショーの演者としてバイトに来た寧々。会場案内役をするところ、他のモモジャンメンバーが仕事時にと始めたソロ配信「みのりさんぽ」中のみのりと遭遇します。
みのりのアイドル力には寧々も感心しきりでした。結婚式の楽しさを伝えて敷居を下げたいという企画者の思いを汲み取り、自分も全力で楽しんで感じたことをしっかり表現していく。一挙手一投足、言動一つ一つを視聴者も楽しんでいます(それに対するコメントの配信の"らしさ"が凄かった)。
センスが絶妙(にズレている)とされるみのりですが、着替えの間繋ぎを気合で請け負った寧々が何とか捻り出した「花里さんのこと話してみようコーナー」に対して、偶然会った志歩達に助け舟をお願いした時さっと「みのりトーク」と出てくる所は、企画の場数で磨かれたセンスを感じました。
今回は頭から煙を出してしまいましたが、夢を使って自分を奮い立たせる寧々のチャレンジ精神は応援したいです。でも単にアドリブでフリートークが苦手というだけでなくて、人を楽しませたいけど「配信」として他の人に迷惑をかけてはいけないと思慮できるからこそ混乱した、ここは良い所でもあると思います。
ショーとなれば寧々の舞台(フィールド)、本領発揮です。怪我人が出て急遽重要なダンスシーンで代役を買って出たみのり。急仕上げで本番に臨みますが、ダンスに入る前の台詞を忘れてしまいます(字幕の名前が役目「ライブハウスの天使」から「みのり」に戻ってしまうのが、役から外れてしまった雰囲気が出る演出ですね)。しかし台詞がとんで「自分が舞台を壊した」という経験の辛さを痛感しているからこそ、誰かにそれを味わってほしくない寧々。直ぐに察して、自然なアドリブ、それも「思い出すまで繋ぐ」ではなく自然にダンスに入れる台詞を言える問いかけでみのりにパスします。寧々の助けを受けてダンスに入れたみのり、あとは本物のアイドルのパフォーマンスを発揮できました。
観客に手拍子も求め、本物のライブと化したショー会場。穂波が「一緒に手拍子しない?」と誘いますが、(いつものように)恥ずかしがる志歩。ここで絵名が「気持ちわかるな」と寄り添いながら、「でも、今日はしてもいいかもね」と自然と導く場面が何気ない所ですが結構好きです。絵の教え子穂波はもちろん、志歩も絵名を職人気質にシンパシーを感じるかっこいいお姉さんとして見てる感じがあります。後輩へのお姉さん絵名いいですよね(サイドストーリーもよかった)。
ブライダルフェスタおよび配信は大成功で無事終了。みのりと寧々の可愛さに溢れながら、それぞれのプロ意識と実力が光ったイベストでした。寧々が一流のミュージカル俳優となった未来、今回の配信が激レア映像としてまた注目を浴びそうです。
画像出典:『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』イベントストーリー「みんなで配信♡WEDDING LIVE!」2024年、
SEGA・Colorful Palette・Crypton Future Media
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