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そばで奏でたい想い「Happy Enjoy Music!」イベスト感想【プロセカ】
何でも全力で楽しむ天真爛漫青春少女、サイダーのCMソングにMVはまさに恋焦がれた青春の姿です。一方、作るのは暗い心のそばにそっと寄り添う音楽。二面性とも言えるけど、どちらも長い入院生活の経験から形成されたものでもある、咲希の2側面がよく表れたイベストだと思いました。
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ジャムフェスで共演する同期・ライバル、しかし年上の主要サブキャラ2人は対照的です。プロとして求められることと自分たちの音楽を折り合いや葛藤を語るイオリさんと、自分たちの軸を持つなんて当たり前とブレない朔さん。高校生だと2つ3つ年が違うだけでも立派な先輩感がありますが、年長者が語ることが正しいとも限らず、年長者も色々わからなかったり悩んだりしているものです。
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今までで一番大きな規模の会場でのライブ、咲希が感じたのは「ステージからお客さんが遠いし、ちゃんと楽しんでくれてるかわかんない」。「それなら、もっと盛り上げよう!」と奮起して、ライブを成功させました。「途中から、手を振ってくれる人も増えて、盛り上がってくれてるんだ!ってわかって嬉しかった」。
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フェス後、イオリさんの勧めでピアノが弾けるカフェへ。お客さん同士がが自由に演奏して歌い楽しむ素敵な雰囲気です。成り行きで演奏することとなった咲希ですが、弾いているうちに「目の前のお客さんの笑顔が見えて、音楽で、心が繋がってるって感じがして」楽しい。
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すごっく(×4)楽しかった咲希に対して、イオリさんがポロっとこぼした「それって、どっちが?」表情がわかりやすく出る咲希の姿から、カフェでの演奏をフェス以上に楽しんでいたことは明白だったのでしょうか。本当にしたいことと、バンドとしてやっていくことのズレに対する懸念かとも思ったのですが、「ううん、なんでもない」といった時の優しいような何とも言えないイオリさんの表情、そしてイオリさんがあのカフェを薦めたことを考えると、もしかしたらイオリさん自身も一番楽しいのはあの場所で、バンドとしてやってこととのズレを感じているのかもしれません(考え過ぎ?)。少なくとも単なる忠告の類ではなく、どこか共感は含んでいる気がします。
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ただ、これからどう展開するかはわかりませんが、人のそばで一緒に音楽を奏でたい思いと、バンドとして音楽を届けることは矛盾しない気がします。もちろん大きなハコのライブが一番でないとしても、届けたい人のそばに寄り添いたい咲希からこそ届けられるバンドの音楽があると思うからです。
まだ気づかない自身の想いに咲希が気づいた時、Leo/needはどこへ向かうのか。そこに困難が生まれた時、それは悲しいものではなくて成長への大切な試練となる気がします。
画像出典:『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』イベントストーリー「Happy Enjoy Music!」2024年、
SEGA・Colorful Palette・Crypton Future Media
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