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覚悟・悔しさ・高め合い「The Power Of Regret」イベスト感想【プロセカ】
プロセカ内で最も、仲間の存在で変化したのは寧々だと思います(もちろんみんなではあるんですが)。仲間に支えられ少しずつ勇気を経て、ワンダショだけでなくクラスでも、いつしか自分も困った仲間を支えられるようになりました。
そんな支え合いで成長してきた寧々が今回直面したのは、厳しく競い合う切磋琢磨。今までにない覚悟を試される話…なのだけれど、やっぱりその中でも寧々の土台には仲間との支え合いがある、と感じたストーリーでした。
ミュージカル俳優を目指す寧々にとって、名門森ノ宮歌劇団の養成機関「森ノ宮音楽学園」でのレッスン体験はまたとない機会です。司と類は男子部、えむは運営と別々になりますが、もう1人でも大丈夫。
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級長の白虎町さんをはじめ、クラスに温かく迎え入れられます。バレエなど身体技能は基礎についていくのが精一杯ですが、磨いてきた歌なら森ノ宮生たちにも引けを取りません。実力が認められ、学校の定期公演に向けたオーディションに参加することになります。
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ところが、オーディションが始まるとクラスの雰囲気は一変。仲間と一緒に練習といった空気はなく、むしろ人の練習を覗くな、演技を盗んだなど言い争う始末。ここを学校と捉えると、そのあり方に教員としては正直肯定できない面もあって、寧々の「強くぶつかりすぎている気がして…」という感覚はとても大切だと思います。
ただ白虎町さんの説く「みんな理解し合っているからこそ、全力で競い合い、ぶつかり合っている」こともわかります。脱落者は悔しさから逃げずに自身で向き合わねばならず、「その演技、私は好きだった」と声を掛けることは、その優しさにすがって悔しさを和らげる(ガス抜きする)ことになりかねない。今回の題名”The Power Of Regret”(文脈的に"悔しさの力"かな?)は直接的には寧々のオーディション後を示すでしょうが、この場面で示された森ノ宮のあり方も表すのかなと思いました。
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「本気で役を奪い合う」覚悟を決めた寧々。ただ、個人練習のアプローチは今まで培ってきたワンダショの仲間と相談しながらの試行錯誤であり、森ノ宮生とは対照的な形です。森ノ宮の技術と姿勢は学ぶ、でも自分のあり方を捨てることはない。仲間と練り上げた主役リュカの演技そして歌の解釈は、白虎町さんに「悔しかった」と言わしめ、触発するものとなりました。
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それでも勝ち取れなかった主役の座。泣くほど悔しいけど、もっと進みたいという感覚を得ました。こんな清々しく強い表情、私は多分したことない…。寧々の全力と覚悟の賜物です。仲間について問われ、にっこにこで答える寧々がいい。
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アフターライブも印象的でした。オーディション後も燃える寧々に触発された司が男子部で出た「魔女の役」の勝負を挑みますが、司の「やはりそんな時間はないか?」に対して「私がそんなこと言うわけないでしょ」とやる気満々な寧々。メインストーリー当時の寧々なら「公演もあるのに、そんな無駄で意味ないことするわけない」と言いそうですが、本当に前向きさ・積極性が増しました。これからも寧々の挑戦を応援していきたいです。
画像出典:『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』イベントストーリー「The Power Of Regret」2024年、
SEGA・Colorful Palette・Crypton Future Media
◆公式youtubeはこちら。
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