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喜劇に変えるスター「お縄を頂戴!?天馬捕物帳」イベスト感想【プロセカ】

 ぐっもーニンニン忍法おはようの術~☆(大好き)から始まった時代劇村での講演「銀之助捕物帳」。司はフィジカルモンスター鬼島さんの教えで身体づくりに(いつもの勢いで)邁進、銀之助の相棒「平八」役に挑みます。

なんちゅう評判。

 しかし、大技「壁登り」だけは習得できず、心残りを抱えたまま公演を迎えます。切り替えて初日の公演を成功させますが、盗難の多発を受けて翌日からの公演は中断に。みんなの笑顔を守りたい、ミニ芝居で注意喚起するというえむの提案がとてもえむらしくて素敵です。
 小道具を取りに倉庫へ向かった司は、ばったり泥棒と出くわします。緊迫した場面ながら、どこかコミカルです。予想外に素早く取り逃がしてしまい落ち込む司に対する鬼島さんが良い大人でした。まず勇気を称賛する、次に大人としての責任をもって危険性を伝える、そして状況を整理して次の行動を考える。単に危険がないよう何も関わらせないとするのとは違う、司達のことと置かれた状況が良く見えている判断は流石座長です。

(ガチの泥棒を追っている場面)
かわいい。

 2度目の遭遇は泥棒の「壁登り」によって逃げられてしまい、二重に落ち込んでしまう司に、ご飯と、昔話と、壁登りの助言をひとつまみ。犯人との三度の邂逅にて、壁登りを成功させ犯人を確保しました。周囲の客が演劇だと勘違いしている雰囲気を察し、とっさに平八を演じます。緊迫の窃盗犯確保を痛快時代劇「天馬捕物帳」としてしまった天馬司、人々を笑顔にするスターショーマンです。"ちいさな星からみれば悲劇も、宇宙からみれば喜劇だ"、えむイベスト書き下ろし曲「オペラ!スペースオペラ!」の一節でありチャップリンのオマージュですが、様々な状況を喜劇に魅せてくれてきたワンダショに合う一節と改めて思いました。

飛んだー!

 今回の書き下ろし曲「成敗いたAAAAAす!」は、3DPVも2DMVも最高にワンダショでした(他のユニットの子達に踊らせても楽しい)。司がツッコミを入れる台詞全部好きだし、大見得切りがちゃんと映えているし、かぶいた歌詞にダショルカさんが凄く合うし、たまにかっこいい寧々出すのズルいし、「何奴だ!」や「そうなの?」「わからん!」とかも好き…と挙げればキリがないのですが、とにかく楽しかったです。

画像出典:『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』イベントストーリー「お縄を頂戴!?天馬捕物帳」2024年、
SEGA・Colorful Palette・Crypton Future Media
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