学校事務職員にとって、社会教育主事講習への道はいろんな意味で茨の道。②校内調整のこと。

少し日にちが空いてしまいました。
社会教育主事講習の大半は、教員などの方々が受講しやすいように7月から8月にかけて開講されます。
私達学校事務職員の場合は、例え「夏休み」であったとしても(※)、課業期間と同様に各種の給与旅費や財務などに関わる締め切りが府県教委や市町村教委からおりてきます。各校原則1人配置の事務職員にとって、まずここが大きなハードルとなります。(本校は複数配置のため何とかなる予定でした)
校内は管理職も含めて他職ばかりのため、代行を依頼できる仕事は限られてきます。
更に昨今は給与旅費などの各種システム化の関係で、事務職員本人のIDとパスワードでログインしないといけない=他職種や他校の事務職員にも代わりをお願いできないケースもあります。
財務なら事前にまとめて処理+8月下旬にまとめて処理とか云う方法がとれるでしょうか。給与なら7月中に処理できる入力は同様に済ませる、など。あとは受講が決まった段階で共同学校事務室のリーダーにお話しして近隣校の協力を仰ぐという方法も考えられるでしょうか。共同学校事務室がないところだと近隣校の事務職員に協力を仰ぎ、校長同士でも協力依頼をお願いするとか。

一校一人、かつ校内唯一の行政職員にとって社会教育主事講習を受講するというのはこのようにハードルが立ちはだかります。ここまでをクリア出来たとしても、また申込み段階でハードルが立ちはだかるわけですが、後日項を改めて。

※よく勘違いされますが、夏休みや冬休みなどであっても教職員は平日は勤務日です。各府県や政令市の制度によって特別休暇としての「夏季休暇」が5日前後(自治体により日数は異なります)が取れるくらい。あとは職務専念義務の免除を受けて地教委の実施する健康診断を受けたり、年休が比較的取りやすい時期なので年休で休むこともできます。

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