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2024 WTC横浜大会 レースレポート

2024 年5月12日に行われた、2024ワールドトライアスロンシリーズ 横浜大会の一般の部に出場しましたので、昨日の完走の興奮が冷める前に報告させていただきます。
 
自分にとってトライアスロンの大会参加は、なんと17年ぶりとなるため(最後の大会は2007年 ブラジル フロリアナポリスのアイアンマン)、オリンピックディスタンスとは言え、気を引き締めて臨みました。
 
スイム:       32:09
バイク:    1:12:39
ラン:          43:59
トータル:2:32.50
 
結果は、惜しくも今回の目標としていたサブ2.5を切ることができませんでしたが、先にウエーブスタートしていた30歳代、40歳代のアスリートを追い越しながら気持ちよくゴールできたので、50歳を過ぎてもまだまだいけそうだなと実感させてもらえた大会となりました。ちなみに、今回の大会で最大勢力だったのが、自分を含む50-55のエイジグループとのこと。団塊ジュニアはストイックなMが多いんですかね?
 
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大会前日:
バイク預託のために大会会場に足を運んだ。赤レンガ倉庫から象の鼻公園、そして山下公園までの広いエリア全体がトライアスロンの参加者・応援者でにぎわっていたので、おのずとテンションが上がった。山下公園前まで来ると、ちょうどエリートレース(パラトライアスロン)のバイクパートの最中だった。直線ルートをタンデムバイクが駆け抜けるたびにアスファルトの地鳴りが響き渡り、テンションもMAXに。バイク預託を済ませ、自宅の横浜金沢へ戻る。
 
大会当日:
エントリーを終え、トランジションセッティングを行っていたら、2人のT3メンバーに遭遇。福井さんは今回横浜トライアスロンが4回目だということで、バイクコースの特徴とか、気を付けるポイントなどについてアドバイスいただきました。濱田さんは職場の同僚でもあり、横浜は2回目とのこと。Cervelo S5のコンフィギュレーションからバイク愛が溢れていました。他にも、お会いできませんでしたが近藤さんや原田さんといったT3メンバーもいらっしゃったと伺いました。
 
スイム:
初めてのウエーブスタートに緊張して並んでいる時、スタート前に隣に並んだ人にコース取りを教えてほしいと声を掛けたら、なんと先ほどの濱田さん!奇しくも同じウェーブでのスタートということで、固い握手を交わして号砲を待つ。
いざスタートすると、あとは普通のオープンウォーターの1500m(3点ブイの三角形コースを2周)。途中ちょっとした接触もあったりしたが、大過なくスイムパートを終えた。
実は今回の大会参加に先立ち、何度かスイムのプライベートレッスンを受けてフォーム改善を行ってきたのだが、レース中にはアドレナリンのせいでせっかく身に着けたフォームを気に掛けることを忘れてしまい、いつも通りの(水抵抗の高い)泳ぎをしてしまったのは後悔。

 
 
バイク:
T1トランジションを終え、マウントラインを越えていざバイクパートのスタート、という時にアクシデント発生。バイクに跨ぎ、シューズをペダルに乗せた瞬間、ビンディングが嚙み合わずに脚が滑ってバランスを崩し転倒。幸い、左ひざと左くるぶしのかすり傷だったので、他の参加者の迷惑にならないようにゆっくりスタートする。
バイクコースは、山下公園を出てから山下埠頭の中をぐるっと回り、また山下公園(ホテルニューグランド前)に戻ってくる周回コース(6周)。途中、特に山下埠頭は福井さんが教えてくれた通り狭いカーブがあったり、Uターン箇所が何か所かあるので、落車・接触のないように慎重にペダリング。埠頭では徐行箇所の他、途中逆風の強い個所や橋梁があったためスピードが落ちる箇所もあったが、山下公園エリアは沢山の声援があり、快適な高速クルージングができたので、バイクパートは3パートの中で自分的には一番楽しめたパートでした。
 

 
 
ラン:
T2トランジションでは最近のお気に入りのエネルギー補給“俺は摂取す”を手早く取り、ランシューズに履き替えてすぐにスタート。バイクのスピード感覚が残っていたせいか、走り出しは3'50"/kmという自分の現在の走力ではありえないペースで走ってしまった。すぐに4'50"/km程度まで速度を落とすも、2.5km地点の赤レンガ倉庫くらいから、大腿筋が攣り始め、脚が思うように回せない状況になってしまう。やはり、スイム(体を冷やし)・バイク(大腿筋を酷使し)・ラン(更に体を動かそうとする)の3種目を続けて行うこの競技の難しさ・奥深さを思い知らされる。
大腿筋の攣りは最後まで解消されることはなかったものの、何とか2周の周回を終え、山下公園のバラが咲き乱れるバラ園の前でフィニッシュ!たくさんの応援の中で、17年ぶりのレース参加の余韻を最後まで堪能しました。

 
 
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今回は、9月の函館アイアンマンに向けたよい実践練習になったと思います。今回のレースを振り返り、トランジションの短縮や確実な自転車の乗車/降車など、時間短縮の小ワザもしっかりと練習していく必要があると感じました。また、体力面では、アイアンマンまでの4か月間で長距離を走り切れるスタミナを身に着ける練習をしていくことで、よもやエイジグループで10位以内(!)も夢ではないかも、と今から夢を見ています。

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