一人酒の良さ

居酒屋チェーン店では、「自分と仲が良い人々」あるいは「顔見知った人」としか酒を飲み交わす事しかない(もちろん例外はある)が、ある種のバーといった空間では「たまたま隣に座った人」とコミュニケーションを取らざるを得ないような状況にハマることがある。

それぞれの場所にそれぞれのコミュニケーションの目的があるのは言うまでもないが、バー、特にカウンター席しか用意していないような場所で飲むことは、上述したような状況によく遭遇するし、そういった体験はそれなりに楽しいし勉強になる。

僕は、僕がそういった環境で酒を飲むことが他人より多くて偉い!と言いたいわけではなく、ただ、馴染みの友人たちとだけ酒を飲むのは、何となく今ひとつ物足りないなと感じることありません?という話。別に、それで良いと思う人はそれで良いし、そういった場が多くあること自体は否定しない。むしろ、あったほうが良い。安く楽しく美味しく酒を飲めるならそっちの方がお得ではある。なんたって安く楽しく美味しいので。

しかしまぁたまにはよくわからんバーに一人でフラッと入って飲んでみるのもたまには良いかもしれない。もしかしたらそこで音楽や絵や映画やアニメといった趣味の合う人を見つけられるかもしれない(もちろんスポーツを楽しむ人もいる。そりゃそう。)し、自分が見聞きしたことのないような経歴を持つ人間と出会うかもしれないし、恋人になり得る人を見つけられるかもしれない。僕は未だに見つけたことはないけど。うぇ〜ん。

事前にwebで調べるなり、よく一人で飲む人に教えてもらうなりして適当な店に一軒行けば、あとはその飲みに行った先で別の良いお店を紹介してもらえたりするのでぼったくりの心配も(ほぼ)無い。

僕が京都に住んでいるので京都の話をすると、思ったよりもいわゆる「一見さんお断り」のような店はない。そもそも、そういう店は我々なんかの庶民が入れるような店ではないし、そのような庶民が教えてもらえる訳もない。安心してください。飲めますよ。バーで飲む酒の相場も一杯500〜700円が相場である。何とでもなる。2,3杯だけ楽しく飲んで帰るのも全然アリ。たのしいね。

結局このnoteで何が言いたいかというと、みんなもっと一人で酒を飲み歩こうぜというだけの話。楽しいので。ここまでお付き合いいただきありがとうございました。(書くのに飽きた)

おやすみ。

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