器械運動から学べること
体操競技:
男子6種目
(床運動、鞍馬、つり輪、跳馬、平行棒、鉄棒)
女子4種目
(跳馬、段違い平行棒、平均台、床運動)
器械運動:マット運動、跳び箱、鉄棒、トランポリン
私が体操教室や家庭教師で指導しているのは器械運動です。
器械運動は体操競技への入口はもちろん、陸上や球技などのスポーツを始めるきっかけづくりとなる運動の基本が学ぶことできます。
〈器械運動から学べること〉
1,身体の動かし方を学ぶことができる
2,1つの技が完成するためにはいくつかの運動を足し算することで成り立つ
3,段階を踏む大切さを肌で感じ取れる
この3点を運動しながら学ぶことができます。
1,身体の動かし方を学ぶことができる
ストレッチやブリッジといった準備体操でコーチの真似をするところから始まり、気にいった運動は自発的に自宅でもおこなう様になります。
この準備体操で行なう運動に技が完成するための必要な運動やヒントがあります。
2,1つの技が完成するためにはいくつかの運動を足し算することで成り立つ
準備体操で実施している運動で足し算をすると完成する技があります。
ex)だるまさん+ダンゴムシ=後転
技の練習を始めた時、「今やっている技って準備体操でやっている○○に似てる」と気づけたら良しです。
3,段階を踏む大切さを肌で感じ取れる
技によっては段階を追っていくことで完成するものもあります。
ex)側転
①跳び箱で横跳び越し
↓
②脚を開いて横跳び越し
↓
③立った姿勢から横跳び越し
↓
④跳び箱なしで行なう=側転
↓
完成
③が出来なかったり、狂ったら②に戻るといった一歩戻って修正して再度③にチャレンジするといった意識で技の完成が近づいていきます。
この3点を行なうことで考えながら運動するといった脳にも良い影響をもたらします。
器械運動を通してスポーツの基本づくりや運動の楽しさを知って頂けたら幸いです。