やらなければいけないこと~抑圧の概念 have to~
がくさんです◎
地方公務員6年・国家公務員2年(出向)・民間企業(IT企業)2年を経て、個人事業主として独立。現在は、ベンチャー企業(クラウドファンディング企業)の社員&プロコーチとして活動している34歳一児のパパです。
2023年5月から現役公務員限定のライフキャリアコーチングサービスを運営しています。
本記事ではhave to(~しなければならない)という概念についてつらつらと書いていきます。
【1have to】
ハムキャリで提供する認知科学由来のコーチングではwant to「本質的な欲求」という、本音中の本音でやりたいこと、やってしまっていることを見出し、それに基づいたゴール設定を行っていきます。
このwant toの対の概念となるのがhave toで「やらなければいけないこと」です。
やりたいと思っているわけでもないし、特に得意でやるわけでもないが、状況的にやらざるを得ないからやるといったものです。
日常生活や仕事を送っていると大半がこの「have to」による行動となっていることが多く、人の情報処理、つまり内部表現がhave toでまみれてしまっていて、自分の本音や本質的な欲求が隠れてしまっているといったことも散見されます。
人間は学習する生き物です。
これまで自身が経験してきたこと、言われてきたことがミルフィーユのように重なり合い、
「こういう場合はこうしなければいけない」「こんなことはしてはいけない」
「世の中は絶対にこうあるべきだ」
というような固定概念が作られていきます。それらのフィルター(固定概念、価値観)を通して、世の中を見ています。
これらのようなhave toは自分自身の無意識化に刷り込まれて潜在化されており、自分自身が気づけていないといったこともあります。
やらなければいけないことをやっているとそれがもはや当たり前の状態となっていることがある意味厄介な部分です。
have toとの付き合い方は色々あります。
一番良いのはやらないこと、手放すこと。手放すことで自分のwant toにより向き合うことができます。
二番目は委任すること、他の人に任せることです。自分にとってはhave toであることが、他人からすればwant toであるといったことはよくあります。
むしろ組織や集団においてはまさに適材適所で、自分の強みややってしまうことに注力できる組織環境を作れるかが重大なポイントであることは、皆さんも既にご存知のことと思います。
最後はwant toを元に設定したゴールに包摂するというやり方。ゴールにたどり着くためにhave toをも必要なプロセスと解釈してやることです。
have toを全て手放すということは現実問題として難しい部分があると思います。一生つきまとうものでなければ、一時的に必要な業務や対応等であれば、解釈を変えてその時はやり切るというやり方もあります。
ただし、一番良いのは「やらないこと」に限ります。手放すこと。
一旦時間をとった上で直近の業務を振り返り、やったことと、やらなければいけなくてやったことを整理してみるのもおすすめです。
思考を言語化して認知するのは非常に重要なプロセスです。
まずは今の自分の心(内部表現で起きていること)を正確に捉えてみましょう。
【4少しでもご興味を持ってくださった方へ】
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