Back to the Nature 森を歩く
誰もが自然の気持ちよさを感じられる場を。
自然と、人と、深く響きあえる場を。
自然から学びが得られる場を。
そんな思いで始めたBack to the Nature。
7月25日は、森を歩いてきました。どんな1日を過ごしたのか?レポートをお届けしたいと思います。
BacktotheNature7.25レポート
8時半に集まったのは立川駅南口。
イッチーとかよちゃんを載せて、中央フリーウェイを進む岳デリカ号。
高速降りてコンビニ小休止。小腹を満たしてくねくね山道へ。
目に入るのは爽やかに揺れる木の葉っぱの連なり。
緑のトンネルの中、急な登りで時折ふかすエンジン音に遮られながら世間話に花を咲かせます。
山麓の道の駅に到着。お昼ご飯用に、おまんじゅうとおにぎりを買いました。地元のおばあちゃんが作ってくれた美味しいやつ。
峠まであがるとこの景色。この空。
標高1200m近くまで上がっても、まだまだ暑い。
峠からほんの少し登ったところで腰を下ろします。今のみんなの気持ちをシェアしました。稜線の森の中はびっくりするぐらい涼しい。山を吹きあがる風。照りつける太陽も、木々の葉の重なりを通してやさしいひかりに変わっています。
森の中で聞くみんなの声は、風、葉が擦れ合う音、鳥のさえずりといっしょになって、カーペンターズのように響くのでした。
また少し歩きたくなって、木々の間を気の向くままにあっちへこっちへうろうろしてたら、おなかが空きました。またそこいらにちょこんと座って、道の駅で買ったお饅頭とおにぎりを食べました。人のぬくもりが感じられる味でした。
おなか一杯になったら眠くなっちゃいました。ふかふかの落ち葉で昼寝したいとかよちゃん。もう少し進んだコルには落ち葉が溜まってると思うよと僕。途中にある山には登らず、山の肩を水平に進む落葉松の道を歩きました。僕らがしているのは山登りじゃなくて森歩きだから。日当たりの良い斜面にはマルバタケブキの黄色い花とフキのような大きな葉っぱ。
立派なブナの木。彼女が冬が来る度に落とし続けた葉。根元にふかふかのベッドを作ってくれてました。これはいいやとゴロン。落ち葉もひんやり気持ちよし。薄く目をあけるとブナが守ってくれる安心感。
15分ほど眠ってからは「感じる時間」
本日の森からの学びと、お題をお伝えし1時間ほど森の中をぶらぶらと歩きました。
倒木に座って、ぼぅ~っと見上げてみたり。
足元にある朽ち果てていく木から繰り返す新しいいのち。
僕がもっとも心を奪われたのはこの木でした。
この写真からは見えない裏側の幹は完全に腐っていて死んだ木に見えるんです。でもこちら側は立派に生きていて、しかも、ネナシカズラや苔や苔の上に草まで生やし、たくさんの命を育んでいたんです。すぐ隣の僕らが昼寝した立派なブナの大木も一本の木として美しくかっこいい生き方だけど、この年老いた木も自分の身に多くの命を生きながらにして育んでいてかっこいいなぁと。どちらも立派な生き方だなぁと、そう思えました。(年経ったからかなぁ)
気づくともう15時半。温泉がしまる時間になりそうなので、街の世界に降りていきました。
温泉はアルカリ性。湯上りお肌はすべすべに。ちなみに帰りの車では恋愛話が温泉のように湧き出して止まりませんでした~。
11/6&7BacktotheNatureと登山教室のご案内
森が紅黄に染まる11月6日 & 7日。またこの森を感じに行きたいと思ってます。
1日は初心者向けの登山教室として、もう1日はまったりとBack to the Natureの森歩きとして。
なんかいいなぁ行ってみたいなぁと思った方は下記お申込フォームからお申込みくださいね。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScbCGttAiy_J262O-Zy2vnyHL3k1fTpMBqp2dQS2UyEh0ATYA/viewform
みなさんと森と遊べる日を楽しみにしております!
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