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読書記録「サラとソロモン」

素敵な本に出合いました。
「サラとソロモン」

実は、約1年前に知人が紹介されているのを見てポチり、
積読状態になっていた本。

先日「致知」という月刊誌に紹介されていた記事を読み、読みたくなり
入院のお供にもってきていたのでした。

この本を一言でいうと・・・
自分が幸せな気持ちでいられる時間のつくり方」
を教えてくれる本


サラという少女とソロモンというフクロウの対話の中で、物語は進みます。

日常がつまらない、と感じているサラはそれをソロモンに話します。

するとソロモンはその日常を変える方法ではなく、
見方を変えるアドバイスをしてくれ
それによってサラの気持ちが変化していき、それが行動変化にも表れていく、というストーリー。


ノウハウ本というわけでもないので、まとめるのが難しいなーと思いつつ
きっと読み手や読むタイミングによって
この本の感じ方、印象に残るポイントが変わってきそうな本だと感じたので、
今率直に私が大切にしたいな、と感じたことをそのまま書き残そうと思います





味わい愛(め)でる習慣を身につける


「味わい愛でる」とは、
物事や人々について考えるとき、自分にとって最高の気分を感じさせてくれる考えを見つけること

例えば、
学校の先生の表情が、口をへの字にしていて、ムッとした表情。いつもより不機嫌そうに見える。

「今日は特に機嫌悪そうでいやだな、朝からそんな顔だとこっちまで気分が悪くなる。もう少し明るくふるまってくれたらいいのに」
と思うのか

「先生今日は元気ないな、体調悪いのかな?
もしかしたら私たちの為に授業の準備をしたりテストの採点をしたりして疲れているのかもしれない。もしそうだとしたらとても有り難いことだな」


どっちのほうが自分は良い気分で過ごせるでしょうか?

目の前の事実は一緒でも、捉え方次第で自分の気分は変えられる。

そしてそれは

自分で選ぶことができる

そしてその選択はいつでも自由なのです。

とはいえ、すぐそんな考え方ができるわけではありません。

この「味わい愛でる」ことを練習する。

すると、
少しずつ、様々なことを味わい愛でることができるようになっていく。

そんな物事の捉え方が自分の中の習慣「当たり前」になっていく

そんなことをソロモンは教えてくれます。



もうひとつ大切にしたい心がけは

あなたが「望んでいないこと」ではなく、
    「望んでいること」について考える


2人の会話の中でこんな場面がありました。

ソロモンを羨ましがり、「空を飛びたい」というサラに対して、
ソロモンは「なぜ空を飛びたいのか?」と問いかけました。
するとサラは
「ずっと地面を歩いているのはつまらない」と答えます

ソロモンは「僕の質問に答えていない」ともう一度同じ質問を投げかけます

意味わかりますか?


ソロモンは「空を飛びたい理由」
→望んでいること

に対して聞いているのに対し


サラは「空を飛べなくて嫌だと思う理由」
→望んでいないこと

を話しています。

ソロモンは言います。
大切なのは
君がのぞんでいることについて考えること。
そしてなぜ欲しいかを考えること。
その望んでいることはどんな感じがするかを感じること。


少し自分に当てはめて考えてみてください。

自分の望むこと、望む状況について

今より良くなりたいという想い。

そこから描く夢。望むものはどんなものか、

それがかなえばどんな感じがするか?


それだけで温かい、わくわくした気分になれるんではないでしょうか?


ちなみにこれは自分にとって嫌なことを考えてはいけない、ということではありません。

自分が望んでいない状況が起きているときも
その出来事に対して反応するのではなく
自分がどう感じているかを知ろうとすることが大切。

望んでいないことから、
自分が欲していることを見つけるのです。

1.まずは自分が欲しくないものは何かを知る
2.そこから自分が欲しいものは何かを知る
3.欲しいものはどんな感じがするかという実感を見つける

このステップで「望んでいることを考える」という習慣を
少しずつ、自分のものにしていくことが大切なんだと教えていただきました。


なんだかまとまりない読書まとめになりましたが、笑
気になる方はぜひ読んでみてください。







「君が喜びを感じられるかどうかは、君自身が何に対して自分の注意をむけることを選ぶか、ということだけにかかっているんだよ」





「僕はいつでもいい気持ちを感じさせてくれる考えを選ぶんだ」





何か仕事や生活、ひとつでもヒントになることがあれば嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました✨

わくわく笑顔で過ごしたい、パティシエガーコでした😊ではでは✋

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