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戸板女子短大 澁谷さんとのX スペースからのメモまとめました

戸板女子短期大学の入試広報部長、澁谷さん「ウェビナーの振り返りを雑談でラジオ風にやってみるのはいかがですか」という思いつきから、実験的にX スペースで実施しました。
ちょうどwith fun山田さんもいらっしゃったのでご参加いただき、流れからSNSが当日のテーマに。せっかくなのでこちらにメモ残しておきます。



●SNSで注目している学校「倉敷翠松(すいしょう)高校」

山田さんがSNSで注目している学校「倉敷翠松高校」のTikTok

  • ものすごくバズっている(バズを目的にすれば良いわけではないが)

  • 一番は仕組み化が上手。やりたい高校生をしっかり集めてきて、高校生でいかにバズるかを追求して仕組み化している

●バズるための方程式はある?

TikTokやInstagramで「バズる」の定義で「優先的に表示される」方程式はある?

  • 今は一番シンプルに「動画の良さ・視聴率・保存率」がバズに貢献する

  • 「保存率」・・・Instagramのリールで言うと「その投稿を後で見返したいよね」=「保存をしてもらう」=ブックマークする

  • これが他の方にさらに拡散される重要な指標

  • 「いいね数」はそこまで貢献しないと言われている

  • TikTokやInstagramのプラットフォーム側としたら長い間使ってほしい。保存すると言うことはまた見ることを確定させている。動画を長く観てくれる、保存が多い投稿を優先的に表示させる

  • 後で見返して使える「豆知識系」、「掃除・収納の仕方」「美味しい食べ物やさん」などをついつい保存しちゃうのと同じ。そうすると同様の投稿がさらに表示される様になる

  • AIによるターゲティングが優秀

大学や専門学校でやるには?

  • オススメしているのはその学校の顕在層に刺さるコンテンツ

  • 逆に、学生さんに楽しんでもらえるコンテンツ

「学生さんに楽しんでもらえるコンテンツ」が良い理由

  • そもそもフォロワー、在校生の割合も多い

  • 在校生が長く観てくれていいねやコメントしてくれる動画は学校の中の日常のリアル、先生の意外な特技、そういうのもちゃんと投稿していくと、学生さんがいいねしてくれる。学生さんの視聴率・保存率が高まるので、そこから高校生に拡散していく、というロジック

  • 学校、多くても500〜1,000フォロワー位。学校のアカウントだけで頑張るんじゃなくて、それぞれ在校生の方がいいねやコメントや拡散をしてくれて、結果的にどっちがインプレッション多くなるかというとそっち

  • 募集のために高校生のための動画を作っていると在学生にウケないからいいね率などリアクションが落ちちゃったり、最近伸びないなーは営業に特化しちゃってるから、の可能性あり

  • どんなサービスであってもそう。お客さん(補足:今で言うとフォロワーの中の一定数割合が多い在校生)にベクトル向いてない発信しちゃっているのでそれはそうなる。

  • 今一番支えなきゃいけないのは「在学生」(お客様と言うと語弊があるが)の満足度を上げて自然と口コミをしてくれる状況を作れれば、皆さんが営業部隊として拡めてくれる。インナーブランティングとしても大きい指標。

戸板女子短期大学でも、Instagramのフォロワーが増えるのが学園祭のシーズン

  • 学園祭では「ダンス」「ブライズメイドコンテスト(複数女の子がドレスを着て写真を撮るコンテスト)」などが沢山ある。学生が自分達写ってるからいいね押す。自分の友達写ってるんでブックマークする。

  • そういう事を続けていけば、高校生にも届く

  • 友達、アルバイトの先輩後輩つながっている。あの先輩が戸板に行ったんだ、あの先輩すごく楽しそうだな、投稿を見ると保存もついていいねも一杯ある、その学校行きたくなる

  • 実際行きたいなと思った学校のInstagram見たら、オープンキャンパスの告知ばかりでいいねがほとんど無いよりは、イベント実際やっていてキラキラした先輩を見られる方が、高校生からすると行きたいと思える。

  • 戸板 澁谷さんが作り上げてきた、イベントの在学生の皆さんの経験とインナーブランディングがさらに外に繋がる好循環。

学校にあるあるの「ゾンビSNS」を戸板で一掃した話

も澁谷さんにリクエストをして生でお話しいただきました。

  • 続けてないとブランドに逆効果になる、ネガティブキャンペーンになる。やった方が良いけどやれないなら無理しないこと。

公式のアカウントの投稿を倍にする方法

逆に学科など他のアカウントが立ち上がったら、公式は学科の投稿をリポストしておけば、投稿は2倍になる。
フォロワーがちょっとずつ違うはず。投稿をいかに増やすかは重要

今月Instagramの公式でアルゴリズムの変更がニュースになった

例)学校の本アカウントがBをリポストした際に、結局Bの投稿が表示される。本アカウントがリポストしているが、ちゃんとBの露出となる。
ただ、学校の場合はリポストした側はどっちのアカウントでも結局学校のアカウントなので、学校に流入するためリポストしてOK。学校としてはリポスト推奨でOK。

そんな「学校SNS」に絞りに絞った山田さんの「勉強になる」Xアカウントがこちら
ぜひこの機会にフォローを!!

●みんな大好き「Teamといたん」についても質問してみました。

澁谷さんへ質問
「Teamといたん」は学生一人一人が公式のアカウントを作られているが、OCでキャンパスツアーを案内してくれたり対応してくれた学生スタッフのInstagramアカウントをフォローすると、高校生としては先輩への憧れがファン度を増したり情報も届き続けるのですごいと思った。そういう狙いある?

Instagramで「といたん」と検索すると「Teamといたん」のメンバー公式アカウントがずらり。

澁谷さん
高校生との窓口は公式のLINEをメインに使っている。それ以上に「入試に関する情報」など聞きにくい奥深い部分をといたんがInstagramのDMでやっている。裏では半端ない量で高校生とコミュニケーションしている。高校生、公式で聞けないこと一杯あるので。
学校全体の在校生も含めた部分は公式で発信する。
高校生の部分をTeamといたんのInstagramDMが担っている。
それが強い。ある意味、営業マンをいかに作るかをジワジワと染み込ませて、その武器がInstagram。Instagramの中で自分の学生生活を載せるのが若者の当たり前になっているので、それを仕組み化した。
ポストというよりもDMでのやり取りを重要視している。
しかも、アルゴリズム的にもDMのやり取りで関係性が深まるので、TeamといたんのメンバーがOCの告知をしたりすると、普段DMをしているアカウントの投稿が優先的に表示される、というDM戦略を地でやっていた状況。
まずDMで挨拶を交わす、などまで考えてやるのも良さそう。


などなどなどなど、短時間で凝縮したノウハウが次から次へ。。。

まとめ
これは15分などだけでもテーマを1つ決めて澁谷さんと定期的にラジオ開催、アリだなと思いました。フラッと自由な形で開催できればと思っております。

そして、ぜひ山田さんに学校SNSについて教えてもらうウェビナーを登壇いただきたいとの流れに。楽しみです笑

最後に澁谷さんから
「事例を持ち合って参考にしあうことで悩みや迷いを断ち切れると思うので。そういうコンソーシアム作りたいですね。そしてリアルでお会いしましょう、というような」とフリをいただきましたのでこちらをご紹介!

※告知※学校広報担当者のコミュニティを作りました

下記バナーから飛べます。
お気軽に「参加する」ボタンをクリックくださいませ。

Xのスペースに学校広報担当者のコミュニティを作りました。どなたでもご参加可能です。

澁谷さんからの近況報告で締めくくりとなりました。
実質15分位のボリュームなのですが…長文のお付き合いいただきありがとうございました。

※告知※次回、澁谷さんとのXスペースのラジオが6/7(金)21:00〜21:30に決定

匿名でも聴けます。視聴の予約もできます。こちらからどうぞ。

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