C;ON(シーオン)武道館への道 #12 がきおの「シノゴノ云わずファボります」 24.1.19.
C;ON(シーオン)メジャーデビュー! 1月13日、東京キネマ倶楽部でのワンマンにて重大発表!
ご無沙汰しております。色々と書きたいこともあったのですが、忙しなく過ごしているうちに年も明けてしまいました。本年もよろしくお願いいたします。
今回は、1月13日に行われたシーオンのワンマン「C;ON ONE MAN LIVE s;ckkkkk!」について。そこで明らかになった重大発表、それに対する自分の感想などを綴ってみようと思います。
好相性!「シーオン」と「東京キネマ倶楽部」
シーオンは1月8日から12日まで鶯谷の東京キネマ倶楽部にて「C;ON's Love Call vol.2」のタイトルで2マンライブを展開、そして翌日の1月13日にはワンマンライブとなる「C;ON ONE MAN LIVE s;ckkkkk!」の開催という流れで都合6日間連続のライブとなりました。
「sick」 というのはネットで調べてみたところ、スラングで「最高!」という意味があるようで、意味合いとしてはそちらに相当するようです(病気だと意味がわからないですから)。
英語圏では若い人がよく使うらしく、日本語にすると「ヤバイ!」くらいでしょうか。
ライブはその看板に偽り無し、「超ヤバい!」ものでした。
「ヤバかったです!」で終わってしまうのも語彙力無さすぎなので、簡単に振り返りたいと思いますが、ワンマンからは「C;ON's Love Call vol.2」とは異なり、ギター、ベース、ドラム、トランペット、トロンボーンのバンドメンバーを加えた編成になりました。
広いと思っていた演者でステージが狭く感じる! そして「生」の迫力がとんでもないことに!
特に「Adidiction」や新アレンジの「INVADER」の迫力が凄かった。いやいや振り返ると1曲目の新曲「s;ckkkkk!」から、ラストの「Noisy」まで圧巻!
感想を書く前提でライブに参加していないので、感情が揺さぶられすぎて言葉で拾えない。やっぱり、ただただヤバい! ヤバかった!!
キネマ倶楽部という会場もライブの良さを引き立ててくれました。
グランドキャバレーを彷彿とさせる内観で、それはまさに生演奏を前提にした音響であり(当時はパソコンから音が出る想定もなかったでしょう)、それが今回のライブの迫力を増してくれました。
まさに「sick!‼︎‼︎」
個人的にはカラオケの音を使いながら楽器隊の音圧を上げた音響も好きなのですが、この会場でやるならこの音が一番というチョイスでした。
予想されたメジャーへの道
「同じ場所でこの思いを交わし合いたい」(愛佳さんのXより)という告知で、ネガティブな告知であることはあり得ないし、ポジティブなものを考えると、シーオンのファンはある程度メジャー行きを予想していたと思います。自分もそうでしたしその中で本命視していたのはavexでした。
「なんでそんなに察しがいいの?」と思われるかもしれません。
理由は2月15日に国際フォーラムで開催される「LIVE EMPOWER CHILDREN 2024」にシーオンが選ばれていること。
その共演者があまりにも豪華であり、協賛にavexの名前があることで「もしかしたら」という直感がありました。
その後は、メンバーにも内緒の動画がスクリーンに!
メンバーの親族や、事務所のスタッフや今回支えてくれたバンドのメンバー、イベンター関係者などの「メジャーデビューおめでとう!」のコメントを集めた動画だったのですが、それは面白いものや感動的なものなど様々でした。
家族のところはどこまで触れていいのかわからないので、詳細は控えますが、皆様喜びの言葉を述べられていてファンの自分も嬉しくなりました。
関係者の中では「Billboard」のご担当者の「シーオンはアイドルというより高いアイドル性を持つアーティスト」というコメントが嬉しかった、見てる人はしっかり見てくれている。
4月1日のBillboard横浜でのライブは新しいシーオンで魅せてくれそうで楽しみです。
シーオンが高みを目指すために
自分としては、アイドルがメジャーレーベルに移ることに関しては、あまりいい印象を持っていません。関わる人が増えればその人たちのお給料ぶんも稼がないといけないので、求められる「結果」は大きくなります。
手っ取り早い「結果」ならば、客一人がアイドルに払う額を増やせばいいわけです。ただ過剰なリリイベやレギュレーションの値上げなどを行なっても昔からのファンとしては美味しくありません。
そして、シーオンにはすでにカヴァー曲も多くあります。その音源化などもメジャーの垣根を越えるとなれば、さらに厳しくなるでしょう。
「現在のシーオンに足りないものはなにか?」
自分は多くの人に知られる機会だと思っています。avexの資金や伝手(つて)でその機会が増えることには期待してもいいと思います。とはいえ大きな組織なのでその組織内の競争に勝ち抜くことも簡単ではありません。
武道館が山の頂上とするなら、avexが8合目あたりにベースキャンプを作ってくれました。しかしながら、その利用には期限があります。
山頂にアタックする権利をもらったと同時に、一定期間に登頂せよ、最低でもその見込みがあることを示せ、という義務も課せられました。
麓(ふもと)で見上げれば綺麗な山も、山頂に近づけば急な崖があったり、雪崩が起こったり氷の割れ目で転落の危機もあるかもしれません。
それでも武道館が絵空事でなくなったことには素直に喜びたいと思いますし、最近メンバーがよく口にする「売れたい!」の後のシーオンを見たいと思いました。
そして、avexは「アーティスト」「ミュージシャン」を売り出す実績は充分です。
どんな出会いがあり、シーオンが化学反応を起こすのか今後の活躍に期待が膨らむ1日となりました。