服と自己
ここ数年、好きな服が着られるようになってうれしい。というのも、好きな服と自分の年齢が合ってきたからかな〜と。あと、昔ほど周囲の視線を気にしなくなったからかもしれない。
一時期、ファッションは人混みに紛れるための武装だった。(うまく扮装できていたかは不明…)
とにかく普通の人レベルのおしゃれをせねば、と必死だった、気がする。その中で、自分の好みをどこまで取り入れられるかの闘い。
最近は、似合う似合わないはおいといて、好きな格好をしている。ときどき、これ似合わないな…と思ってドキドキしながら出掛けることはあるけれど。でも、好きな服を纏っている満足感はある。だから良い。
髪もそうだ。私は短いのが好きだ。化粧っ気もないし背も高いし胸もないので時々男の人と間違われる。でも、前ほどいちいち傷付かなくなった気がする。だって、この髪型が好きなのだ。むしろ、私は格好良くなりたいのかもしれない。
先日、初対面のおじいさんに、「男の子?女の子だよね?」と言われた時も、ちっとも嫌な気持ちにならなかった。なんてことなかった。別に気にするほどのことじゃないんだ。
あ、でも、素敵な男の人に言われたらすこしは傷つくかも。でもあんな感じの不躾な態度のひとは好きじゃないからやっぱり大丈夫だな、と思った。
年を重ねて、すこし図太くなったのかもしれない。傲慢?頑固?というか、周りの視線を気にしすぎるのにはもう飽きてきた。せっかく楽になりつつあるんだ。もっともっと楽になりたい。
なにはともあれ、好きな格好ができるのはうれしいことだ。
https://note.com/gajuyama/n/nbe04472525ee
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