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古民家の寒さ対策①防寒グッズ必須3選/TEMU楽天
寒い。
知ってはいたが、寒い。
部屋で吐く息が白い。
板張りの足元から、しんしんと寒さが立ち上る。
築80年。
つい最近まで前の人が住んでいたというおうちは、
メンテナンスもまめに行っていて、すぐに直さなければならない大きな穴はない。
早急になんとかしなければならないのは、この寒さだ。
家の中の平均気温7度。(注 関東平野地区)
窓はもうアルミサッシになっているので、明らかな隙間風はないが、
窓が大きくたくさんある (一階だけで10個窓がある)ので、寒いことこの上ない。
また、床の下は地面なんだなあ・・と、大地とのつながりを実感できるほど足裏にしびれる冷気。
「寒い」「寒い」「寒い」「寒い」
旦那がなりふり構わず、か弱い私を押しのけて電気ストーブの前を占領しているさまは、なんとも情けない。
そもそも私たち夫婦は、めちゃくちゃ寒さに弱いよわよわ夫婦である。
旦那は毎年しもやけをつくり (※50代)、
私はコートの下は5枚重ね着をしている。
(フリース、セーター、ヒートテック、綿tシャツ、ウールタンクトップ)。
GWまでファンヒーターを手放さない私たちである。
新たな家に行くにも、冷蔵庫の中に入っていくような心地がして、
登山のごとく装していく。
いろいろ試してよかったのをご紹介すると
①ルームシューズ
ポイント☞踵を覆う高さ、中はボア。靴底は厚く。
ヒートテックの靴下なぞ、鼻息で拭っとばされた。
南極登山隊の靴下も試したが、やはり冷えるものは冷える。
大切なのは、「足の裏」をいかに暖かくするかである。
100均のスリッパでも、足の底が分厚いものはよかった。
ルームシューズを履いた時、私たちはついに羽の生えた靴を手に入れた。
靴底がちゃんとついていて、中がついているものがおすすめ。
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②ダウンジャケット
これはもう、手放せません。
家では、腰まで覆うすっぽりダウンをずっと着ています。
脱ぐのは、寝るときだけ。
第二の皮膚です。
ボリューム感のあるものでなく、
動きの邪魔にならないすっきりしたものを選んでいます。
③腹巻
冷えは腹にくる。
足が大丈夫でも、腰が冷えると、腹が痛くなる。
腹巻きのポイントは、いかにぴっちり腹の周りにくっつくかだ。
緩い場合は、タオルを入れたりして、きつくなるようにしてます。
私は、15年間ほぼ日のはらまきを使っていますが、
高いだけあって、実に優秀で長持ちしてます。
目がびっしり細かくて、ぴったりはりついて暖かい。かわいい。
旦那は楽天のウール腹巻「温泉ウォーカー」を使用。
色は当然ラクダで。こちらも実に優秀です。
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ルームシューズ、ダウン、腹巻を装着して、
やっと、部屋全体の防寒対策をする元気が生まれてきましたとさ。
昔母親が、小学生の私に手作りの赤い毛糸のパンツ、臍まであるやつをはかせるのが嫌で嫌で逃げ回っていたが、この年になると、その意味がわかってしまうようになりました。母の愛。
・・・でもね、中年と違って、子供はもっと代謝がいいし、寒くないから、
やっぱり毛糸のパンツはいらなかったと思うよ・・・