業界未経験者Yさんの外資ITインサイドセールスへの転職レポート 前編 未経験者の悩み
こんにちは。キャリアコーチの田治です。
今年も7月になり、残すところも半年ですね。
今回は、人材紹介から外資SaaSインサイドセールスに業界未経験で転職したYさんの転職活動について書いていきます。
業界未経験で外資ITに転職をしているので、Yさんの体験談を通して、業界未経験のみなさんの悩みも少しは解決出来るといいです。
転職の悩み
Yさんと知り合ったきっかけは、私が人材紹介で働いていた事もあり、知り合いを通じて転職相談を受けたのがきっかけになります。
Yさんは、人材紹介の営業として働く中で疲弊していき、このまま人材業界で働いていっても大丈夫なのか?といったような業界に対しての先行きの不安から転職を考えるようになったそうです。
私が人材紹介から外資ITに転職をした時も、働いていた業界の将来性やその業界で得られるスキルの汎用性などを考えていく中で、転職を決意したので、Yさんの悩みに共感できました。
しかしながら、ITの経験もなく、営業として大した結果を残せていなかったYさんは(本人曰く)、SaaS業界に興味はあるが、自分の経験を活かしてどのように転職活動を進めていけばいいかわからなく、悩んでいました。
また初めての転職なため、Yさんは最初は転職に対して前向きに考えられていませんでした。
みなさんにもどこか当てはまる点はありますか?
業界未経験者がまず最初にやるべき事
②③④の悩みは、IT業界の知見がないことから生まれており、業界知見を共有する事で悩みを解消出来るのではないかと考えました。
そこでまず私は、Yさんの抱えている悩みに対して、ITといっても多種多様な業界の為、IT業界マップを作成し、どんな会社、どんな営業スタイルがあるかなど説明をしました。
その後に、実際に希望としているSaaSのインサイドセールスの業務を説明していきました。
ここでは、インサイドセールスの日々の業務の説明したり、その中でどんな困難があり、どのように解決していったかといった話をしました。
業界知見と業務内容の共有をした後に、Yさんに「IT業界で働けるイメージ出来ましたか」と聞いてみました。
するとYさんは、インサイドセールスは、意外と今の人材紹介の業務と親和性があり、これまでの経験が活かせるかもしれない!
事細かに業務内容を説明していく中で、Yさんの心の中で出来るんじゃないかと自信が出てきました。
なので、業界未経験者が業界を変えて転職する際には、徹底的に業界分析をし、業務内容の理解を深めることがとても重要になります。
そんな事当たり前に思われる事だと思いますが、応募前に、興味のある求人の必要経験を理解するために、業界研究をしている人は限りなく少ないと思います。
アピールポイントの作成
アピールポイントの作成って聞くと難しいと感じる人が多いと思います。
それは、誰しもが自分の事をあまり理解出来ていないため、自分の強みを説明しろと言われても、客観的に自分の強みを説明することは難しい。
しかしながら、アピールポイントの作成は、実はとても簡単です。
転職でうまくいっている人は、上記のポイントを実行しているか、そもそも採用側が求める経験があるかの2択です。
営業をしている人にとって、当たり前だと思いますが、相手の求めている事を理解しないで、営業は成り立たないですよね。
相手の求めていることが分からないなら、質問をするなど理解する必要があります。
転職でも同じで、相手の立場(採用側)に立って、考える必要があります。
Yさんも業界分析とアピールポイントの作成をしたことで、①〜④までの悩みを解決出来ました。
⑤の悩みも応募する求人に合わせて、英語面接の練習をして、進めていくことにしました。
最後に
最後まで読んで頂きありがとうございます!
前編では、転職活動前の悩みに焦点を当てて書いていきましたが、次回では実際の転職活動の内容を書いていきます。
是非後編にも興味がある方は、フォローしてください。
また多くの方からメッセージを頂くようになり、ブログの内容もリクエストに合わせて今後は書いていきます。
いつも読んで頂きありがとうございます。
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