ごくごく普通な子育て中の主婦が突然夫の海外赴任についていくことに…赴任先はサウジアラビア no.12
サウジのスーパーマーケット
365日24時間営業で、コンビニのように便利な話に聞こえますが、サラータイム(イスラム教のお祈りの時間)の間はお店が閉まってしまいます
お店が閉まる前に店内に入れれば第一関門突破で
買い物はできますが
店員さんはみんな、お祈りに行ってしまうのでお会計ができず次なる壁が…😢
お祈り前に買い物を済ませたとしても、スーパーに連れてきてくれた運転手さん(サウジで車の運転が許させていなかった)がお祈りに行ってしまっていると家に帰れず、車の中で運転手さんが戻ってくるのを待つ〜なんてこともありました
サラータイムとはイスラム教の1日5回、お祈りする時間のことでおおよそこんな感じ
①日の出前
②正午ごろ
③午後3時前後
④日没後夕方5時前後
⑤夜7時前後
日の出、日の入りで毎日お祈りの時間が変化します
お祈りする場所、モスクはあちらこちらにあり、また、
ショッピングモールやレストランなど至る施設にお祈りできるコーナーが設けてありました
スーパーでの買い方は野菜は計り売りです
野菜を種類ごとにそれぞれ欲しいだけビニール袋に入れて店員さんに計ってもらって値札のシールを貼ってもらいます
人参やジャガイモ、玉ねぎは日本の物と変わらない様子でしたが、ネギはポロネギかエシャレットのような細いネギ、輪ゴムで束ねられたヨレヨレのほうれん草、カチコチに身のしまったキャベツ、ゴボウのように細くてニンジンくらいの長さの大根、日本と同じ茄子もありましたが白い茄子、パプリカのようなピーマンなどもありました
季節によってカボチャが売られている時もありました
鶏肉は骨つき肉だったので調理する前がひと手間でした
牛肉は塊肉かひき肉で、日本のお肉屋さんのようにガラスケースに入っていて欲しい量を注文します
薄切り肉が欲しい時はコンパウンド内のスーパーで「すきやきスライス」と頼んで翌日取りに行く感じでした
そして宗教上の理由で豚肉が買えません
ソーセージやハムも鶏肉を使った物を食べました
豚肉が食べられないと思うとますます食べたくなって
仔牛肉が比較的豚肉に似ていると言われていて、
それをトンカツ代わりに食べてました
1番大変だったのは魚です
種類も少なく、酷暑のため鮮度が心配であまり買うことができなかったです
ツナ缶は買うことができたので、魚料理はもっぱらツナ缶を使った献立でした