辞書を引く回数がKPI
こんにちは、井上です。
この前教えてる人とメールやりとりしてて、それでもらったメールが面白かったので、ちょっと転送します。
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「辞書を引く回数がKPI」って大学時代の自分に教えてやりたいです。
大学入試まではとにかく高校の予習なり課題で強制的に辞書を引かされて
いましたが、わたしが大学に入ったくらいのタイミングで、
多読とか文脈で理解するみたいな学習法がフィーチャーされてきて
辞書を引くのって悪いことなんだと刷り込まれてしまいました。
大学の先生も「お前らは辞書で引いた単語を並べて訳してるだけだ」と
おっしゃるので、なんとなくできるだけ辞書を引かないのがいいこと
なんだと刷り込まれてしまいました。
今思うと、別の訓練なんですよね。
もちろん、試験本番では辞書は引けないので文脈から判断したり
持てる力を総動員して類推する必要があるけれども、
そこに至るまでの日ごろの学習では辞書をフル活用して
曖昧をなくしていくことが重要なんですよね。
先生がいつもおっしゃっていますが、スポーツや武道と違って
語学教育では、基礎練習、実践練習、本番の試合に当たるものが
混同されている気がしてなりません。
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僕は今DELEというスペイン語の試験の勉強してるのですが、なんか色々やってて、辞書引いた回数がKPIになるんじゃないかなと思って、それでこんな風にアプリで辞書の履歴を見て、そこで辞書引いた回数をチェックしてるんですが、それを話してたら上記のようなメールをもらいました。
僕は見てて思うんですけど、うまくいかない時って大体下記の動画で話してるような場合わけが出てきてない時ですし、辞書の使い方に関してもそうだと思うんですよね。僕の場合は、youtubeのスペイン語の動画見るときは、辞書引かなくても分かるぐらい簡単なの見て、そっちで文脈から理解したり、文脈に合わせて使う力を養ってる訳ですが、そういう使い分けがなくて、「どっちか」になる人が多いなと。
そういう意味では、上の文章はいい感じで場合分けしてくれてるので、参考になるかなと。では!
井上大輔
追伸
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