ユネスコ認証SDGs教育プログラム「ガイアユース」
「ガイアユース」とは?
ユネスコ認証プログラムである「ガイアユース」は2022年4月から三重県鈴鹿市内にある開放型の都市型エコビレッジ「アズワン鈴鹿コミュニティ」を中心始まった教育事業です。
アズワン鈴鹿コミュニティは20年以上の活動実績があり、世界中のコミュニティと繋がりを持ちながら、新しい社会のあり方を研究し発信しています。
ガイアユースでは、そんなアズワン鈴鹿コミュニティや、鈴鹿市重要生態系エリアを舞台に18歳から29歳までの若者たちが集い、4泊5日の合宿形式でコミュニティづくりの実践の基礎を学んでいきます。
プログラムは、コミュニティ内外から講師を招き「社会」「経済」「環境」「世界観」の4つの分野から体系的な学びを提供します。
その中心には探求とよばれる、話し合いを通して自分自身と向き合う内省の時間や、他者や自然と心から触れ合う時間があります。
これまで全国各地から、学生や社会人を含むさまざまなバックグラウンドを持つ若者が参加し、現在第5期が終了し、述べ80人ほどの参加者コミュニティが出来上がっています。
受講後は、各自が自発的に活動を広める動きが生み出されており、南は沖縄から北は東北で多くの仲間たちが活動しています。
ガイアユースでの学び
ガイアユースが目的とする学びは主に以下の2つです。
1つが、「聴き合う話しあい」と私たちが呼んでいる、内省と対話のメソッドです。
アズワン鈴鹿コミュニティは200人余りのメンバーでコミュニティをこれまで作ってきました。
地縁も血縁も無い人同士がどうやって、家族のように仲良くなれるのか、その鍵が「聴き合う話し合い」です。
従来のような何かを決定する話し合いではなく、本当はどう感じているのか、相手は本当は何を伝えたいのか、心と心を通わせるコミュニケーションメソッドを5日間を通して学びます。
本心からの話し合いを通じてありのままの自分でいながら、人と安心して一緒にいる経験をします。
またもう1つが、コミュニティづくりを直接経験し、そのメカニズムを知ることです。
お金の交換がない生活、一つの家族のように食事を共にする、そんな「コミュニティ」がどう機能しているのか、実践を通して学んでいきます。
地に足をついた形で、新しい社会の形であるコミュニティの経済、社会、政治を学ぶことができます。
またガイアユースの活動は日本だけにとどまりません。
このガイアユースは世界同時多発的に行われており、日本はブラジル、インド、エストニアに続く四番目の開催国になります。
プログラム終了後、コース受講者にはユネスコGlobal Action ProgramとGaia Educationに登録され、修了証書が発行されます。
ガイアユースが描く未来
グローバル化やインターネットの発展に伴い、人々が容易に繋がれるようになったのにも関わらず、私たちの不安や孤独は解消されるどころか大きくなっているように思います。
ガイアユースでは、不安の時代を安心の時代へとゆるりと変革していく力を養います。
社会は、人と人との中で生まれていきます。つまりそれは、ひとりひとりの変化が社会の変化そのものであるということです。
人と人とが安心してなんでも聴き合い、話し合える、平和な社会を創っていける若者を育成する場としてガイアユースは活動を続けています。
持続可能な社会は、持続可能な人間関係から。
平和な社会は、平和な心から。
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\申込受付中/
ガイアユース6期、7期
あたらしい世界、どう創ろうか?
いま、本心で話せる仲間と出会いたい!
<ガイアユース開催要項>
詳しくはこちら⇒https://gaia-youth.gen-jp.org/
3月25日~29日 ガイアユース6期(インターナショナルコースもあります)
5月3日~7日 ガイアユース7期
★こんな方へ!
●自分の本心と向き合って、これからの生き方を同世代の人たちと探究してみたい。
●地球環境や社会・経済の諸問題を根本から解決できるような、理論だけではなく具体的なモデルからヒントを得たい。
●そのための仲間づくりやコミュニティづくりがしたい。何かの形でかかわりたい。
●一人一人がその人らしく生きられる安心・安全なコミュニティ像を仲間とともに描けるようになりたい、新しい経済活動や社会モデルを、自分たちで創っていきたい。
●社会やコミュニティ、場創りに関わる活動をしてきたが、疲れたり、あきらめたりしている。一度立ち止まって、自分の原点を見つめ直したい。
★GaiaYouth紹介動画→ https://youtu.be/4U_6gfIExaY
主催:GEN-Japan (http://gen-jp.org/)
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