関節詰まり
日本人に多い首こり、肩こりの原因は首の後ろの後頚筋や肩周りの僧帽筋、三角筋、背中の脊柱起立筋や広背筋などの上半身の血流が悪くなることが上げられます。
カラダがリラックスすることと、ほど良い緊張感がメリハリ良くバランスが取れていると血流が良く促されます。人間は進化の過程で立ったり座ったりすることが多くなり、上半身の背骨が縦に立つことで、脊柱の背骨の関節は重力の影響を受け、詰まりやすくなっています。
日常生活では首が前に出て上半身が前傾になり、背中を丸める動きが多いものです。逆に首を後ろに引き、背中を反らせることは少ないものです。
筋力が弱り前首、前肩、猫背になると背骨の関節は詰まりながら、上半身の関節周りの筋肉が次々と硬くなってしまいます。
手の末端からゆび関節→手首関節→ひじ関節→肩関節までをほぐし、背中の肩甲骨周りの連動する筋肉をほぐすことで、ボクシングのボディブローの打ち方のように徐々に効果が出る「反り手」「きつね手」「ゆび回し」のエクササイズが効果的です。
二の腕太りやいかり肩が変わり、首こり、肩こり、猫背も改善され、上半身の姿勢が正されると免疫力を上げるため、肺や肩甲骨周りがしなやかな筋肉に徐々に変わっていきます。