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アトピーと帯状疱疹の原因

近年アトピーで悩む相談が増えつつあります。
アトピー性皮膚炎(アトピー)の具体的な原因はまだ完全には解明されていませんが、複数の要因が関与していると考えられています。

アレルゲンには個人差があり、要因は様々で最近では遺伝子検査で"甘い物に弱いカラダ""お酒に弱いカラダ"等が調べられるようになってきました。
アトピーの発症は症状の重さで個人差がありますが、治癒には専門医との相談が重要です。

私事ですが、幸いにも???私以外の家族全員がアトピー体質や喘息、帯状疱疹の経験者の為、長年寄り添いながら理解できるようになりました。
アトピーの原因には、次のような原因があげられます。

①遺伝的要因
アトピーは遺伝的な要素が関与していると考えられており、アトピー性皮膚炎や他のアレルギー疾患を持つ親からの遺伝が子供に影響を及ぼす可能性があります。(遺伝的要因の中には、本来の個人がもっている遺伝子構造と親が摂り入れたタバコやお酒、防腐剤、乳化剤などを摂り込み、その毒素を胎児の時に受け継いだもの)

②免疫系の異常
免疫系の過剰な反応や異常な反応がアトピーの発症に関与していると考えられています。アトピーの人は通常、炎症を引き起こす物質に対して過敏な反応を示す傾向があります。(以前ご紹介したパッチテストなどで知ることができます)

③皮膚バリアの障害
アトピーの人は、皮膚バリア機能が低下していることがあります。そのため、外部の刺激物やアレルゲンが皮膚に侵入しやすくなり、炎症やかゆみを引き起こす可能性があります。

④環境要因
アレルギーを引き起こす可能性のある環境要因も関与してること考えらられています。例えば、アレルゲン(花粉、ハウスダスト、ペットの毛など)や空気の乾燥、気温差、気圧、化学物質、ストレスなどがアトピーの症状を悪化させる可能性があります。

くれぐれもこれらの要因は個人によって異なる場合があり、長年の要因が重なり合うことで複雑になり、発症しますので注意が必要です。

また、帯状疱疹ができる原因も様々ですが、なるべく早期に気づき処方される事をオススメしたいと思います。原因は以下のような事があげられます。

①水痘感染
帯状疱疹は、水痘にかかったことがある人に限定されると考えられています。水痘は通常、幼少期に感染し、ウイルスは神経節に潜伏します。その後、免疫力が低下すると、潜伏していたウイルスが再活性化し、帯状疱疹が発生します。

②免疫力の低下
免疫力が低下すると、ウイルスが再活性化しやすくなります。免疫力の低下は、高齢化、病気、ストレス、免疫抑制治療(抗がん剤治療や移植後の免疫抑制薬の使用など)など、様々な要因によって引き起こされる可能性があります。

③神経系の障害
神経系に関連する疾患や障害(神経炎、神経損傷、自己免疫疾患)がある場合、ウイルスが再活性化しやすくなります。

このような帯状疱疹は、通常、胸や胸部に帯状に発症しやすく、痛みや発疹が現れます。
水痘に対する予防接種が普及している地域では、帯状疱疹の発生率が減少していますが、感染が再活性化する可能性は依然として存在します。帯状疱疹の治療や予防については、専門家と相談することをオススメしたいと思います。

最近では上記のように、予防の為のウイルスの感染を防ぐこともできるようになってきました。
アトピーや帯状疱疹の両方の大きな要因は、どちらも免疫力の低下によって発症しやすくなりますので、心臓や肺の働きを良くし、血中の白血球の働きを良くすることが重要です。
また、血液検査で安心しても血流の中の数値でははっきりわからない場合も多く、抗原、抗体反応が出て発症しないことがあるため注意が必要です。

特に遺伝的要因で考えられる原因では、本来の個人の遺伝子によるものと親が摂り入れた毒素を、"胎内で受け継ぐ後天的な遺伝"体質に分けて考えると理解されやすくなります。
赤ん坊の時、カユミや吹き出物で現れる発症には後天的な親による遺伝体質が多く、スピーディに治そうと強いステロイド使用は注意が必要です。
一次的におさまった後に免疫力が弱まり、発症している症状を数多く観てきました。
生活が便利になることで、食べ物から親が長期間摂取した塗り薬や化粧品などに微量に含まれている副腎皮質ホルモンや防腐剤や乳化剤など、少しずつ体内に摂り込まれたものやタバコやお酒のように赤ん坊の時に受け継がれ、生後、皮膚から排出しアトピー症状として現れるものがあります。

"どれ位の量?""どれ位の深さ?""どれ位長期間使用したのか?"が問題になり、毒素が皮膚から排出する際、カユミやヒビ割れ吹き出物になり不調が共ないます。長期の我慢が必要なのでとてもバランスをとるのが難しいので注意が必要です。
また、高齢化や病気やストレス、免疫抑制薬の抗がん剤やぜんそくの薬などによって、発症しやすくなることも注意しながらカラダの皮膚の排出機能のしくみを理解したいものです。


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