学童支援員は面白い②
前回に引き続き、北本の学童支援員の魅力を知ってもらいたいという内容を書きます!今回は、昔の職員集団についてのお話しです。個性豊かでこの仕事にどっぷりハマっていきました。笑
ストイックな職員会議
北本の学童(うさぎっ子クラブ)では、現在は7小学校区10学童の運営をしています。その中の正規職員は昔から毎週火曜日に1ヶ所に集まり職員会議を2時間開催しています。
その場が何とも言えない世界で面白い!笑
何をしているのかというと全体の90%は子どもたちについて、学童それぞれの保育についてを議論します。
昔から保育に関しての議論は手を抜きません!めちゃくちゃストイック。
ストイックだからこそ、様々なドラマが生まれますよね!
その他の議題は、行事についてや研修の共有・報告などです。
行事ってなによ?と思った方はこちらもご覧ください ↑
初めての職員会議
今から15年以上前の話しを書きます!ここからは、大昔の話しですので、あくまでも思い出話し感覚でご覧ください!
いや~、懐かしい時代ですね!笑
私が初めて職員会議に参加した日は、とても緊張していました。どんな場なのだろうか?先生方は、どういった会議をするのだろうか?
期待と不安の中自己紹介をしました。皆さん温かい笑顔で拍手で迎えてくれました。若造の私から見たら人生経験豊富なお姉さま方ばかりであり、25人の中で2人でだけ男性職員がいました。心の中で「同志!」と思いながらも、初めてなので積極的にはいけません。
いざ、職員会議のスタートです!
あれ?別世界に迷い込んだか??
良い雰囲気でスタートした会議も連絡事項が終わるころには、空気がピーンと張りつめていきました。
「あれ?なにか変わった」初めて参加した私でさえも感じる空気感。
議題は子どもたちに対する対応を発言してからでした。1つの具体的エピソードを元にして、
淡々と理論的に間違いを詰める先生、だんだんと感情が前に出てしまう先生、それにひるまずに自分の主張を行う先生、横から別持論を挟んでくる先生。
様々な会話により色々な場面で火花が繰り広げられました。
イメージするならゴジラ対モスラ対キングギドラといった感じですね(笑)
同志だと思っている男性職員に目をやると、「いつものこと」のように置物化しているではありませんか!いや、貝に閉じこもったか?
図体はでかいのに、存在を消している!!すごい技だ!
私は約2時間目まぐるしい攻防に圧倒されるばかりでした。
たまたま初回がそうだったのかなと思おうと思いましたが、2回目、3回目も同様の会議風景となっていました。
いやー、今でも鮮明に思い出されますね!
本気だからこそ!
当時は、ただただ圧倒されるだけの職員会議でした。回を重ねていくたびに発言を求められ、当たり障りない言葉で返すのが精いっぱい。
「ふーん。」「そうですね」の返しは恐ろしかった。(笑)
当時は、そんな恐怖も感じながら、先輩たちの話しを聞いていました。
でも、今はそれがあってよかったと本気で感じています。
時には泣きながらも話しをする先生もいましたが、慰めはありません。
「泣くぐらいなら初めからやるな」
「泣きたいのはあなたじゃない」 笑
今なら、パワハラですと言われても仕方ないかもな状況になっちゃうのかな?
でも、口は悪いけれど、言っている事は正論。支援員が甘えていてはいけない。と必死に伝えようと頑張っている先輩たちでした。
我々が甘えたり、知識が足りなかったり、努力しなければ結局嫌な思いをするのは子どもたちであるという本気の覚悟が当時からあったのです。
だからこそ、支援員同士で慰め合い、傷をなめ合うのではなく、ストイックに次につながるための話し合いを行っていた、そう感じるのです。
なぜなら、すごく怒っていた先生たちも会議が終わったら笑顔で話し合い励まし合っているからです!
ストイックさは絶対に忘れてはいけない、北本うさぎっ子の伝統です!!
まあ、今は時代的にもやり方を考えてはいますよ、もちろん。笑
本気のやりとりの大切さに気が付くには、まだだいぶ年数が経ってからになります。
なぜなら、当時の直属の先輩からの一言
先輩:「うちの学童は中立国(学童)だから目立たずに様子を伺っていこうね」
私:「そうなんですね、了解です!」
そして、私はしばらく陰になり貝になるのでした。(笑)
突然の矢面に立つまでは・・・
その話しは、また今度。
つぎは、子どもたちとの関わりから魅力をお伝えします。
(ようやくか。。)
では、また!!
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