視野を広げる必要性(学童運営)
こんにちは、うさぎの人です!最近は数字や難しいニュアンスの日本語を読解することに多くの時間を割いていて、頭がパンクしそうな日々を送っています!
とにかく学童の事を考えて考えて考えている時が多く、半分は頭の中の整理のような感じになってしまいますが、今回もお付き合いください。
学童は今や取った取られたの世界に
学童は今や行政が手放したり、数年に一度の公募があったり、民間が撤退したり、民間が新たに生まれたりなど、色々な状況が乱雑しています。
学童に大切なのは継続的な運営です。子どもたちに大切なのは安定的な運営と支援員が安定的に雇用される環境です。
数年に一度保育の状況が180度変わってしまう環境になってしまうと、一番被害を受けるのは誰なのでしょう?
そう、子どもたちですよね!!
学童が大人の都合で取った取られたの世界にしてはいけないと思います。
特に、指定管理者制度においては
「事業者の公平公正のため」「適切な事業者であるため」の公募。
もちろん、子どもたちのために動かない悪徳な業者も世の中には存在しているのだと思います。それをチェックする機能は残す必要性には賛成しますが大きな問題がない事業者をわざわざ競合させるのは、子ども置き去りの考えと言わざるを得ないと思います。
事業者のチェック方法、活動内容の確認、指定管理料が適切に使用されているのかは、1年に何度でもチェックできるのではないでしょうか?
と考えてしまいます。
そんな子どもが中心にいない考えが主流になってしまう事は、とても危険な考えなのではないでしょうか?
気が付いた時が備え時です!
子どもたちを置き去りにする行政を嘆いてばかりいても意味がありません。今いる子どもたちを守っていくためには、今いる大人が考えていかなくてはいけないのではないでしょうか?
「指定管理はうちには関係ないから安心だな~」
と思っている、そこのあなた!
今や、父母運営でも公設公営でも指定管理者制度の導入に切り替えていく地域が増えてきています。
また、指定管理関係なく本当に今のままの状態がこれから先も続いていくのでしょうか?自分たちの観点の中だけでは、見落としていく事があるかもしれませんよ。
ここ5年の学童運営の状況変化スピードは半端じゃありません。次の5年はどうなるのか・・・。
今のうちに考えていきましょう!!
新たな知識を取り入れて
みなさん、「ラテラルシンキング」という言葉を聞いた事がありますか?
私も最近しった言葉なんです!
ラテラルシンキングとは
①不満に気づく
不満というのは、現状に問題や課題感です。逆に考えれば、不満や課題を解決していくことで、一歩前進できるようになります。
今の仕事に不満はないか
仕事の手順に不満を感じていないか
②なぜ?
「普段、何気なくこなしている業務」「定型業務」「上司から指示された業務」など、言われるがまま取り組んでいるようなことに対して、「なぜこのような手順なのか?」「どうして取り組む必要があるのか?」などと問います。そしてそこから本当の課題や物事を発見していくのです。
③ならば
「ならば」を言語化すること。
どうなったならば解決するのか
何ならばよいのか
といったように、「ならば」を突き詰めて考え、新しい視点で問題を捉え直し、あるべき理想像を言語化していくのです。少々理想が高くても、思いもつかない方法が見つかればその理想に届くかもしれません。新しい発想を大事にする思考法なので、まず理想を具現化することが重要です。
④どうやって
固定観念や常識、フォーマット、法則やルールといったあらかじめ決められている、固定されたものさしだけで考えるのは厳禁です。
できる限り視野を広げ、直感的な感覚や斬新な発想などを活用し、さまざまな観点から問題解決の具体案を出していきます。
⑤前提を疑う
不満の要素を洗い出す
「なぜ?」「どうして?」という疑問から不満を見つける
「どうなったならばよいのか」を言語化して可視化する
という工程の最後に問題解決の具体案を導き出したら、再度、ラテラルシンキングを使う2つ目のポイントに戻って、「なぜ?」「どうして?」と問い直します。
うさぎっ子クラブは既に始めていました!
ラテラルシンキング、うさぎっ子理事長から聞いた話であり、完全に受け売りで書いていますが、実はこれうさぎっ子クラブでは2年前に取り組んでいました!
理事長はまさしくラテラルシンキングを実行していて、私も何度も
「それの意味はどこにあるの?」「どうしてそうじゃなきゃいけないの?」
と何度も答えられずに冷や汗をかきました😅笑
ですが、結果、それが良い方向に向かっているのです!昔から続く誰かが決めたであろうルール(根拠なし)を「そうしなければいけない」「それに沿わなければ間違い」という固定概念にとらわれていたことが、いくつも出てくるのです!
今思うと、これがラテラルシンキング効果なのだろうと思います。
組織の維持継続を考えていく中心にいる人こそ、常にラテラル思考でなければいけないのだなと実体験でお話ししました!笑
支援員って、多角的な視点で見ていく事が癖みたいになっているので、
「もしかしたら」「でもこれも否定できないかも」など、違う方面のどうしてが抜けないことが多いですよね。
シンプルに「なぜ・どうして」を考え、シンプルに対策を実施することが大切で、とてつもなく難しく感じる人は難しいんだろうなと思います。
今すぐアップデートしていきましょう!
企業以外の学童の大半は、今までの方々が作ってきてくれた伝統を重んじて運営方法や就業規則、学童のルールを守ってきているのではないでしょうか?情勢に合わせて多少の付け足しは実施してきても、大きく舵取りを変える所は余りありませんよね。リスクが大きいし。
ですが、学童のため・子どもたちのため何か心配事を感じている方、今が変化を起こす時です!!
学童を継続させていくために必要なのは支援員と「組織力」です。
どちらかに偏っても信頼はされません。どちらかが欠けたら運営はできません。今の運営、組織に疑問を持つことは謀反ではないのです!
自分の組織がより良くなるための気づきなのです。
「そんなこと言われても怖くて上司に言えないよ。」
「言った所で変わらないよ。」と思ったあなた!!
それ、変え時ですよ!!
いつでもご相談ください!
学童運営をしている全国の方ともっとお話しをしたり、お互いに状況を確認したりする機会を増やしたいと思います!
うさぎっ子クラブにはラテラル思考の理事長もいます!笑
ぜひ、どんなご依頼でも、ただ話したいでも構いません、いつでもお気軽にご連絡ください!!
これからも各地域の子どもを中心とした学童を守っていきましょう!
長文反省します!笑 では、また~
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?