【競馬】有馬記念 2021
トップ画像は1990年の有馬記念。
実はこの時、私はライブ観戦でした。
当時は指定席を取るのも大変で、確か3週前くらいの中山競馬場に行って、そこで抽選して当たればようやく有馬記念の日の指定席が取れたと思います。
当時の私は仕事の関係で横浜に住んでいました。
ほら、今でもどことなくハマの香りが漂うのはそのせいだと思います。
この年の秋競馬は絶好調で、天皇賞のヤエノムテキから始まって、G1は連勝連勝で毎週ボーナスを貰ってるような勢いでした。
イルカの背鰭のようなホテルに泊まったり、あ、ホテルの名前忘れました。中華街で三名で10万円のコース料理を食べたり、あ、店の名前忘れましたが、予約する時にコース料理はいくらのコースがあるのかと尋ねると、お店から「予算だけ言ってくれれば、いくらのコースでも作れます」と言われたのを覚えています。
ディズニーランドに遊びに行ったりもしていました。
とにかく豪遊しても、次の日曜日にはまたボーナスが入ってくる状態でした。
当時、連勝の秘訣が一つありました。
横浜の東急ハンズで水晶玉を買って、それを馬券の上に置いておくと当たったのです。
最初は3000円のビー玉くらいの水晶玉でしたが、勝つたびに、より大きいものを買いに行き、有馬記念の前には16,000円の大きな水晶玉になってました。
そして、有馬記念当日、オグリキャップと同枠の4枠には一番人気のメジロアルダンがいて、二番人気のホワイトストーンが7枠にいたのですが、私は枠連4-7に50万円賭けました。
今思えば、20代後半のサラリーマンの若造が賭ける額ではありませんよね。
指定席でドキドキしながら観てると、とにかく凄い人で、そば屋の店員のおばちゃんたちも目の前で立ち見に来ていて、ゴール前が見えません。
「こら、そこのおばはん、座れっ!」と叫んでる間に勝負は着いていて、オグリキャップが1着、差してきた三枠のメジロライアンが2着、ホワイトストーンは残念ながら3着でした。
17万人が総立ちになり、オグリキャップの復活で感動の涙を流している時、私は椅子に座ったまま違う色の涙を流していました。
その後、呆然とした私は「もうあかんわ」と呟きながら、夜遅くまで西船橋の駅の周りを徘徊していました。
横浜の独身寮に着いたのは夜中でしたが、テレビをつけたら、スポーツニュースで大川慶次郎が解説も忘れて「ライアン!ライアン!」と叫んでいました。
私は二日寝込みました。
🏇🏇🏇
さて、そんな苦い思い出も、今では血となり、肉となり、肥やし?となっています。
今年の予想に参りましょう!
中山11R
私の本命は、
◎メロディーレーン
有馬記念は毎年、好きな馬を買うことにしています。
350kgの超小柄な牝馬ですが、根性とスタミナがあるので、タフなレース展開になって前目に付けることが出来ればワンチャンあると思ってます。
ちなみに現在4番人気の菊花賞馬・タイトルホルダーはこの馬の半弟です。
「姉より優れた弟なぞ存在しねぇ!」
ガミっても良いからとにかく当てたいので、絞りきれずに6頭選んでしまいました。
買い目は三連単ボックス
当たりませんよ。
また、今度!
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