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IMS ザ・ナイト・オブ・ゴールド (ボークス)  制作過程


1・仮組~改造段階


2024/04/29~2024/08/04

去年?くらいの誕生日に自分に購入したIMSナイトオブゴールド。
2月に行った永野護デザイン展での感動の熱が冷めないうちに完成させようと思い至りました。

というわけで仮組していく。
バンダイ製のガンプラに慣れ親しんだ身としては
びっくりするほどパーツの羽目合わせがゆるい箇所と、
はめこんだら二度と取れないんじゃないかって箇所のメリハリが多すぎて四苦八苦。
右に写ってるのはダイソーの爪みがきです。
一つで大まかなスポンジヤスリ代わりになるので重宝してます。コスパも良し
脚部の装甲、太もも装甲は接着しないと固定できないし、
スネ~アンクルアーマーは接続がゆるすぎてマスキングテープで固定。
写真見ての通り肩装甲から上腕・下腕装甲も接続がゆるすぎて
この辺もマステぐるぐる巻
でもKOGの立体物がこのデカさで眼の前に存在するって感動がかなり大きいですね IMS。
ところでこのちょい前段階で模型人生でやるかやらないかの大失敗
流し込み接着剤をダイナミックにぶちまけ、KOGの股関節に流し込んでしまうという究極の失敗をしております 南無



バスターランチャー組んだ瞬間でかすぎて笑っちゃいました。
膝関節がけっこう弱いなぁと思ったんですが
バスターランチャーが支えの役割してるので素立ちさせる分には良いのかも
この辺から気に入らないところを改造していく
とりあえず額のファティマハッチはくり抜き→ハッチ部分をおゆまるで型取り→レジン複製しました。
たくさん作ればシンデレラフィットするものがいくつかはできるだろう理論
ほら超いい感じ。最近の設定のゴールド系統の色よりかは昔のグリーンのほうが好きなので
ダイソーの光硬化レジンのグリーンを採用
若干スキマ気になるけどなんとかなるなる
細かい付属品類とか表面処理しつつ進めていきます
改造箇所 スカートの接続にネオジム磁石+マグネットシート。ぶっちゃけ最終的に接着してしまうんですが。仮組みのたびにポロポロはずれるとストレスなので。
改造箇所 ベタ足とヒール足の選択式なんですが、
「俺はどっちも好きだ、どっちも簡単に取り替えれるほうが良い」ということで
市販のベタ足のほうにボールジョイント埋め込んで、
さらに設置性をあげるため足の裏のパーツぶった切って回転軸仕込みました。
大股でバスターランチャー構える際に踏ん張ってる感じが違うのよ・・・・・

写真取り忘れたけどカカトのアイゼン部、丸穴部を一部カットしてレジン複製、ベタ足とヒール足それぞれ入れ替えしなくてもいいようにそれぞれ組み付けてます。


なんとなし接着剤だけでは弱そうなところを真鍮線で補強
接続軸が短すぎてポロリが多いアンクルアーマーにも金属線仕込みました。
すこしずつテンションかけてゆがませてピンバイスで穴掘るの大変でした


超めだつバスターランチャーのスキマにもランナータグをカットして貼り付け。
わざわざプラ版買うまでもない。
スネ装甲の前方のスキマも気になるのでランナータグひん曲げて貼り付け。
後で黒く塗るからたぶん目立たなくなるハズ



2・サフ噴き


サフ噴いて細かいキズのチェックを・・・・って段階なんですけど
ワリと力尽きて「これぐらい細かい傷別に目立たんだろう」という慢心が
後の塗装時に地獄を見ることになるのであった
メカものってサフ噴いただけで変な満足感あるよね
なお、制作環境の背景の雰囲気がところどころ変わるのは
塗装設備が実家にしかないため、塗装↔それ以外の作業で
このナイトオブゴールドは富山と金沢を行ったり来たりしたからなのであった。
賃貸物件に住んでる人はどのように周りに配慮して塗装を行ってるのか気になってしょうがない・・・・


3・塗装

2024/08/13~2024/08/15

ファティマハッチは旧設定のグリーンが好き!!だけど関節やフレームは新設定のカッパーゴールドが好き!ということでガイアカラーのパールカッパーを使いました
後に装甲を接着してしまうからこの姿もう拝めないんですよね・・・・・


装甲は下地にEXブラックの後、パールゴールド噴き付け。
どうもパールゴールド、大量にたくさんのパーツを塗る際は
何度もエアブラシの撹拌・うがいをして粒子を統一する必要があるような・・・・
ということにスカートアーマーを並べてみて気がついたのであった
理想は一番左の黄色味の強いゴールドを目指してたんだけど徐々にくすんだ色になっていったところで「??」となったのである



4・塗装(重ね塗るよー)

2024/08/16~2024/08/30

色合いを見ながらパールゴールド→スターブライトゴールド→パールゴールドを塗っていきます
理想はシャンパンゴールドっぽい銀に近いゴールドではなく、
漆芸などの金箔工芸品に近い黄色味の強いゴールド。
後ろのスカートアーマーの具合がいい感じになった気がする

5・塗装の途中段階でも借り組んでブンドドしてしまう人


だって差し色のないゴールドだけのKOGってだけでテンション上がるから・・・・
足の赤いライン入れた時点で組みたくなったので組付け。

6・細かいところ


白ラインはエナメル塗料のホワイトを流し込み
正直筆塗りはこれが限界・・・・
スネのゲート跡ちょっと目立つね・・・・
ランナータグ貼った装甲のスキマはけっこういい感じな気がする

プレミアムトップコート光沢を全体に噴いた後、エナメル墨入れ塗料のダークブラウンで墨入れ、ところどころリタッチして完成ー

7・完成




というわけでIMS KOGの制作過程でした。
ところどころ中級者以上向け、というキットで
考えながら作らなければいけない部分が多くて、
難しいけれど楽しかったです。
ボークスの他のFSSキットは作ったことないけれど、
次に作るとしたらGTM黒騎士ダッカスかなぁ
(バッシュやシュペルターも作りたい)

現状IMSのKOGは確実に今手に入る立体物の中で最高のナイトオブゴールドだと思うのでオススメ
今後FSSに触れる方々が何かしらナイトオブゴールドの立体物を作る際に
役に立てば良いなと重い写真と文章をしたためました。


ファティマハッチのクリヤー化、ベタ足↔ヒール足の簡単交換など
やりたい改造がある程度うまくいって満足でした。
塗装はもう少し表面処理に妥協しないようにしたいねぇ・・・・

玄関に金色の置物を飾るのが風水的にもベネ
ほら何か高貴な玄関に見える~(星団民的視点)



そういえば 完成した後に「スタビライザー短いほうがいいわ」って思って
レジン複製して短いスタビライザー作りましたとさ

色は超暇なときに塗る!!

個人的にボークス製KOGにこれ以上を望むとしたら
足の選択式は両足分パーツ入っててほしいし、
ファティマハッチは別パーツであってほしいし、
コクピットハッチは何かしら開閉状態にできてほしいし、
とにかく可動箇所の強度を何とかしてほしいなーと思いました



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