おかしな木
ミツマタ
私は三年前まで『ミツマタ』という植物のことをあまり知りませんでした。
三つに枝分かれする事と紙の原材料になるという事だけでした。
新聞記事で『ミツマタ』の群生地が満開と知り見に行き、こんな愛らしい花が咲くことを初めて知りました。
ミツマタの群生地(2018年4月)
そして、直ぐ近くにこの『ミツマタ』の木が有ることをこの時知りました。
それまでは、真冬の内から新芽を出し何ヵ月も薄黄色いままでおかしな木だと思って見ていた木こそこの『ミツマタ』だったのです。
薄黄色い新芽とは、花の蕾だったのです。
この『ミツマタ』を見に行った帰りに、ほうこちゃんのお墓参りに行きました。
彼女のお墓はひとりで行くには大変勇気の要るところにあり、なかなか行くことができないでいたのです。
ほうこちゃんのボタン桜ですが、旧病院はまた違う施設に変わるための工事中で大きな壁に覆われていて中に入ることが出来ずに工事関係者の出入り口からのぞいてみたらボタン桜の木は確認できたもののやはり早かったようで蕾も分かりませんでした。
どうか伐採されずそのまま残りますようにと願うばかりです。
ミツマタや起毛の蕾露地暮らし
ミツマタやレモンシュガーのさくほろり
可憐なるミツマタの花に出合いし日