日本語だからできること。
誰かと話している時 、
「わかる。」
っていう言葉をいろんなタイミングと
シチュエーションで使うのだけれど、
この言葉のスペックについて。
人はみんな違う言葉を、使う。
ひとつの言葉に対する定義は同じでも、
乗せる価値観が違う。
だから言葉の空気感がちがう。
この事を感じていると
言葉がぴたっと重なることは
一生ないともおもう。
人とのコミュニケーションは
合意形成の連続で、一生それをやる。
一生。すごいよね、労力。
動物は喋らないのに、
自分の運命の相手を見つけるんだよ、
天才じゃない。
この言葉は
『みつけた、』
ただそれだけの
自分に言い聞かせる意味で使う。
多少一方的かもしれないけど、
相手に安心感だけは届けられるとおもってる。
わかる、の下はこんな感じ。
『わたしとあなたの感性が、どこかで共鳴しあったのにきづいたけど、うまいこと引っぱり出せないから、もうちょっと待っててほしい。でも仲間だよ。』
何か相手に伝えなきゃ、
でも言葉にならないから、
温度のボールだけ投げる。
そんなイメージ。
コミュニケーションの
箸休めができる言語って、
日本語だけじゃないのかなあ、
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