How to pilates by case.
ピラティスの臨床への活かし方
FRP basic/middleを学んだけど、いまいち臨床に応用できない。
FRPのアーカイブ動画『ピラティスの臨床への活かし方 ケーススタディを用いた理論と方法』にてどう臨床に応用するのかを考えた。
基本的にはやはり、理学療法の介入方法と変わらない。
「状態を整えてからエクササイズをする」
・状態を整える:脚長差を揃える、筋緊張を整える
・エクササイズ:FRP、マットピラティス⇨自主トレ指導がしやすい
:イクイップメント⇨スタジオでの指導に適している
また、運動指導に関してエクササイズを3回繰り返して、できない場合は他のエクササイズに切り替える。
病院での患者さんは高齢者や手術直後が多い。FRPベーシックやマットピラティスの中やエクササイズを細分化し簡易なものからトレーニングを指導する。
評価⇨コンディショニング⇨エクササイズの指導
ピラティスを臨床で応用するのは、評価が大事。理学療法でも。
前捻角の方への指導
質問のところでなるほどと思ったものがあった。
質問内容は「前捻角で膝外反がある人にtoe inでの歩行を指導した場合、膝外反が強調されるが適応か」という質問だった。
私も変形性股関節症の患者さんでよく経験する内股の歩行。前捻角を考慮した歩行を指導しなければいけないが、外反膝や膝関節へのストレスはないのかが気になっていた。
答えは、股関節を内旋することで股関節伸展可動域が拡大し、前方への推進力が生まれるだけであり、膝関節にはストレスが加わらないと。膝外反・内反へのストレスは中臀筋や側方の動揺があるからではないか。とのこと。
前額面・矢状面・水平面でのモーメントの加わり方を分けて考えないとだ。