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サービスグロースの基礎「ファネル分析」の重要性とは?

みなさんこんにちは!
グロースアナリティクスフォースカンパニーの河村です。
今回はサービスグロースの内容で記事を書きたいと思います。

サービスグロースのためには、ただ訪問者数を増やすだけでなく、ユーザーがどのようにサイトを利用し、最終的にコンバージョンに至るかどうかを理解することが重要です。
そのようなユーザー行動を理解するために重要なのが「ファネル分析」です。
本記事では、ファネル分析について解説し、どのように活用することでサービスグロースにつなげられるかをご紹介していきます!

ファネル分析とは?

ファネル分析とは、ユーザーがサイト内でどのようなステップをたどるかを確認し、各ステップでの離脱率や進行率を把握する分析手法です。
訪問からコンバージョンまでの「ユーザー行動」を把握することで、ボトルネックや改善のポイントを知るのに役立ちます。ファネル分析により訪問者がどのステップで離脱し、なぜコンバージョンに至らなかったのかの糸口が発見できます。

ファネルの例、この場合はサイト訪問から商品詳細→フォーム→購入をステップとしそれぞれの遷移率を計測しボトルネックを把握する

ファネル分析がサービスグロースに重要な理由

サービスグロースのためには、「ユーザー体験の改善」が大切です。そのユーザー体験を理解するための第一歩としてファネル分析が活用できます。

例えばECサイトの場合、ランディングページから商品の検索ページや詳細ページ、さらに購入フォームで購入完了するまでの各ステップでどれだけのユーザーが離脱・進行しているかを分析することで、以下のような具体的な課題が見えてきます。

【ステップ別の課題・仮説】
1. ランディングページの離脱率が高い場合

・広告やキャンペーンのターゲットが正しくない
・ランディングページのデザイン・クリエイティブがターゲットに刺さっていない
・ランディングページの構成や動線に問題がある
2. 商品の検索ページや詳細ページでの離脱
・検索機能の操作性が悪い
・欲しい商品に辿り着けない
・商品に関する説明や情報が不足している
・購入フォームに至るまでのページ構成や動線に問題がある
3. 購入フォームでの離脱
・決済の利便性や安心感にかける
・購入完了までのステップが複雑である
・フォーム入力をする際の操作が難しい

このように、ファネル分析を通じてユーザー行動を細かく確認し、各ステップでの進行や離脱の原因を見つけて改善することが、サービスグロースには大切です。

ファネル分析を活用したユーザーアクションの改善

ファネル分析から得られたデータを元に、次のような改善策を考えることができます。

  • UI/UXの見直し:ユーザーが行き詰まるポイントや離脱ポイントを特定し、ページ構成やデザインの改善・最適化を行う

  • コンテンツや情報の充実:商品やサービスの説明を増やし、ユーザーの疑問や不安を払拭できるようにする

  • 信頼性の向上:特に購入など個人情報や決済が関わる場合は、ユーザーの信頼を得るためにセキュリティ対策を強化する

  • 動線設計の見直し:ランディングページからコンバージョンまでのつまづきポイントを減らして動線をわかりやすくする

これらの取り組みによって、サイトでのユーザー体験を改善し、ユーザーがコンバージョンまでスムーズに進むことが期待できます。

まとめ

ファネル分析は単なる数字の確認ではなく、ユーザーの行動を理解し、具体的な改善につなげるための有効な分析手法です。
GA4やBigQueryを活用することで、こうした分析をよりスムーズに行い、示唆を得て改善をするPDCAを回すことがサービスグロースを加速させることができます。
ファネル分析を通じたユーザー理解と改善によって、サービスグロースを実現していきましょう!

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