「白い機体なのにカレーうどんを食べる先輩」/詩
先輩の髪は白くて
肌も白くて
機体も白くて
白いニットベストを着ている
それなのに昼にはいつも
カレーうどんを!
カレーうどんを!
カレーうどんを!
食べるのだ
飛び散るカレー汁
白い髪に、肌に、機体に、服に
次々飛び散るカレー汁!
先輩の機体に搭載された清掃機能で
茶色い沁みはすぐに消える
だけど僕は確かに見たんだ
先輩に飛び散るカレー汁!
毎日食べるカレーうどん!
ある日先輩はこういった
「いつ食べてもおいしいね、このラーメン」
カレーうどん!
カレーうどん!
カレーうどんだよ、先輩、好きだ!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?