貧乏は止まらない!

昨日はインフレーションつまりデフレの話をした。今日はデフレの話。

デフレとは、物価が下がり、お金の価値が上がることをいう。

つまり、昨日説明したインフレの逆である。インフレについては以下の記事を参照してほしい。

○デフレとは

デフレとはデフレーションの略。普段買っている日用品やサービスの値段(物価)が全体的に下がる。つまり、モノに対して、お金の価値が上がっていく状態をいう。

例)

①デフレになり、物価が下がる。

②物価が下がると会社の売り上げが落ちる。

③会社の利益が減ったことで給料が下がる。

④給料が下がったため、消費をしなくなる。
(営業自粛などで経済が更に落ち込んで給料は下がり続けるかもしれないから、お金は貯金しておいた方がいいのではという心理になるため)

⑤消費が減ることで会社の売り上げが下がる。①へ戻る。

このようにデフレになるとどんどんお金を使わなくなり、経済が回らなくなってしまう。今の日本の現状がこのようになっていると思う。

そうなると日本という国が回らなくなる恐れがあることからも政府はインフレにしようと考えており、インフレ率2%を目標に様々な政策を打ち出している。

そのためにマイナス金利政策をとって銀行が融資を行い、実体経済にお金を流すように仕組みを作っている。

マイナス金利については以下の記事を参照して欲しい。

信用創造については以下の記事を参照して欲しい。

しかし、マイナス金利政策をとって企業へ融資したとしても消費行動に対して消極的になっており、新しく起業しようという人や新しい事業で稼ごうという人が少ない現状になっている。

だからデフレスパイラと呼ばれている現状があったりするのだ。

ここまでデフレについて説明してきて今の日本の現状はデフレじゃないか。と思った人が多いと思うが実は違う。今はスタグフレーションと呼ばれる状況になっているのだ。そのことについては明日の投稿を楽しみにしておいて欲しい。


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