1年でピザ窯をつくった話 1 「きっかけは年末恒例の餅つき」
「あの庭の空いているスペースに、ピザ窯があったら面白そうですね!」
すでに2〜3缶空けた後のアサヒスーパードライを片手に、酔って調子に乗っていた僕の発言だ。
2018年12月30日。年末の最後の土曜日。郊外にある妻のご実家で年末恒例の「餅つき」が催されていた。
普段は畑を耕すためのトラクターなどが置いてある家の裏にある倉庫。この日に限ってはきれいに片付けられ、即席の「餅つき」会場と化す。
朝から昼過ぎにかけ、親戚や知人たちが年越しの挨拶も兼ねて入れ替わり立ち替わりで集ま