Oracle CloudのFreeTierを全力で守る



OCIとは

OCIのFreeTier(FreeInstance)とは

https://www.oracle.com/jp/cloud/free/

特にOCIのAlwaysFreeが人気。

簡単に言うとArmの結構賢いリソースがたくさん作れる!

何ができるの?

ゲームサーバ

WireGuard

オンラインストレージ

※ストレージを有効利用できるので便利ですが、基本的にリソースを使わないので、削除される可能性が多いです。その際バックアップしていたデータが消えると悲惨なことになります。

そもそも現在はFreeインスタンスは手に入れられません


人気すぎるのでbotを使って奪い取る人も

のでbotで奪い取る方法が推奨されています。

注目すべきは「Always Freeで4つのA1コアと24GBのメモリを提供」というところです。
月額7,000円相当が無料で利用できる、ということで提供開始から2日も経たずに東京リージョンのA1リソースに空きが無くなり、A1インスタンスが新規に割り当てられなくなってしまいました。

一定の条件で解除される

曰く、たとえ実行中のインスタンスであっても、リソース使用率があるしきい値を下回っていると「アイドル状態」とみなされ、インスタンス停止の上に回収されてしまうというもの。
問題のしきい値は、上述の記事の当時は15%程度だったようですが、本記事執筆時点では更に20%にまで上昇していました(2023年09月現在)。

https://servercan.net/blog/2023/11/oracle-could-always-free%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%AB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%B9%E5%9B%9E%E5%8F%8E%E3%82%92%E9%98%B2%E3%81%90/

OCIの無料インスタンスは手に入れたら守りたい

その方策とは、主にシステムの負荷試験などで使われるstress-ngを使い、しきい値を超えるリソース消費をインスタンスに維持させるというものです。

stackoverflowには以下のように記載されていました。

ドキュメントによれば、リソースが自動的に停止されるまでに 7 日かかり、その後リソースが完全に削除されるまでに 90 日かかります。
データベースに関する私の経験では、7 日後に警告メールが届き、その 2 日後にリソースが停止されます。60 日後には永久削除に関する警告メールが届きますが、幸いなことに、リソースが完全に削除されるまでにどのくらいの時間がかかるかは経験がありません。

つまり7日ごとに判定があり、その判定に引っかかればメールが飛んでくる
その際に対応すれば判定から逃れられる。
そして、対応してなかったら2日でリソースの停止、
その後60日間ほどで永久削除。

メール来てからトータル90日間の猶予があるということだ。

※そもそもインスタンスを使っていない人はどのタイミングで停止されるのかは不明。


Oracle は、7 日間の期間中に次の条件が当てはまる場合、
仮想マシンおよびベアメタル コンピューティング インスタンスをアイドル状態とみなします。

95パーセンタイルのCPU使用率は15%未満です
ネットワーク使用率は15%未満
メモリ使用率は 15% 未満です (A1 シェイプにのみ適用)

https://docs.oracle.com/en-us/iaas/Content/FreeTier/freetier_topic-Always_Free_Resources.htm#compute__idleinstances

A1シェイプのみだが、メモリの使用率が一番達成しやすいと思う。
何かしら重たいソフトウェアを起動させておけばいい。


以前取得したままの人へ

色々使い勝手が変わっているので都度ログインすることも大事だと思いますを

ログインにスマホ必須に。


おまけは現実的な利用方法を集めてみた。

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